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特集一覧

  • 【新・外食ウォーズ】多種多彩なコラボ戦略で、 総合居酒屋「養老乃瀧」を再活性化する!養老乃瀧(株)店舗運営・開発グループ営業戦略セクション 執行役員・谷酒匡俊氏インタビュー

     居酒屋チェーン最古参の養老乃瀧が、予想外のコラボレーション(コラボ)戦略を次々に実施、その成果を活かし新しい「養老乃瀧」を創ろうとしている。養老乃瀧は1938年(昭和13年)に長野県松本市に大衆食堂「富士食堂」を開業したのが始まりだ。56年に横浜市曙町に24時間営業の大衆酒蔵「養老乃瀧」1号店を開店、大繁盛させた。当初「大衆食堂と居酒屋」をミックスした業態であったが、酒・ビール、焼き鳥、煮込み、刺身、揚げ物など居酒屋メニューに絞り込んでいった。これが現在の‟総合居酒屋„の先駆けである。養老乃瀧は70年代に直営・FCで1000店舗を超す、最初で最大の居酒屋チェーンに急成長した。だが居酒屋業界は浮き沈みが激しい世界だ。近年では専門居酒屋チェーンが台頭するなかで、ワタミのように総合居酒屋の「和民」や「わたみん家」を専門居酒屋の「ミライザカ」や「三代目鳥メロ」に業態転換して生き残りを図るチェーンも現れた。養老乃瀧も店舗数を減らし450店舗台の準大手チェーンに縮小してきたが、地方都市における「養老乃瀧」ブランドは相変わらず、しぶとく強い。養老乃瀧は次世代の総合居酒屋「養老乃瀧」を開発し、活路を拓こうとしている。…
  • 「一風堂」の力の源ホールディングスが「2025年国内300店舗、海外300店舗展開へ」――清宮俊之社長が語る経営構想!

    清宮俊之の略歴と東証マザーズ上場 力の源ホールディングス(ちからのもとHD。本社福岡市)社長の清宮俊之(きよみや としゆき)は1974年生まれ。横浜市出身。43歳。日大農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業。TSUTAYAを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に入社。15年ほど勤務し...
  • 【新・外食ウォーズ】「銀座から世界へ」――給食会社「LEOC」の国際展開の先陣として姉妹店「鮨 銀座おのでら」と香港、ハワイ、パリなどへ出店

     鉄板焼「銀座すみかわ」の親会社「LEOC」(本社・東京都千代田区大手町、会長兼社長小野寺裕司)の社名は「Life Expert Offer Contribution」の頭文字を取ったもので、「給食事業を通して社会に貢献する」という意味である。前身は83年4月に札幌市で設立された「株式会社メディカルサポート」(創業者:小野寺眞悟)。病院の給食事業を受託してスタートした。その後M&A(企業の合併・買収)戦略により規模を拡大、社会福祉施設、スポーツ施設、企業・学校などの食堂のフードサービスを提供、今では全国に2000ヵ所の事業所を展開する給食会社に成長している。だが国内市場が成熟化、競合が激化する中でLEOCは海外展開を模索した。一つのヒントになったのが09年11月国賓として来日したオバマ米大統領が「神戸ビーフ(鉄板焼)とマグロ(鮨)が食べたい」と異例の注文をしたことだ。LEOCはオバマ大統領が来店するような超一流の「鮨」や「神戸ビーフ」の飲食店を海外の主要都市に出店し、その国のVIP(重要人物)との人脈を構築し、その上で給食事業を展開できないかと考えた。こうしてLEOCは12年に香港、13年にハワイ、パリ、14年にロンドン、ロサンゼルス、15年にニューヨークに現地法人を設立した。そして13年4月、東京・銀座に「鮨 銀座おのでら」を開店、14年8月には「鉄板焼 銀座すみかわ」を開店。両店を給食事業の海外進出の先陣として香港、ハワイなどに出店し、大ヒットさせている。
     今回、銀座の高級クラブ「クラブ由美」の伊藤由美ママの紹介で、元ホテルニューオータニ鉄板焼料理長で、現在「鉄板焼すみかわ」の総料理長を務める神辺孝則にインタビュー、その修業時代と「鉄板焼 銀座すみかわ」の国内外展開の現況を聞いた。…
  • 【新・外食ウォーズ】「年商300億円のカベ」突破に向けてブランドの強化、新業態開発、海外・FC展開に取り組む サッポロライオン 社長 刀根義明(とね よしあき)

     サッポロライオンは03年のサッポロホールディングス(HD)の設立・事業再編に参画、上場を廃止した。以来、サッポロライオンとしての露出度は減ったが、グループ企業のサッポロビールとの協業、中長期的視点からの経営改革の推進など独自路線を歩んでいる。サッポロHDは09年にポッカコーポレーションと提携、13年1月には経営統合し、ポッカサッポロフード&ビバレッジを設立した。ポッカは1977年にシンガポールに進出、91年に「ポッカフードシンガポール」という外食店&生ケーキ販売店を設立、サッポロHDの経営統合を機に、サッポロライオンは「ポッカフードシンガポール」の事業を譲り受けた。これを引き金にサッポロライオンの海外展開が始まった。「日本のビヤホール文化を世界へ広げる」という方針で13年10月、ビヤホール「銀座ライオン」シンガポール1号店を開店した。これがヒットし現在2号店を展開している。サッポロライオンは15年には北海道・小樽のビアホール運営会社「ニュー三幸」を子会社化し、業容を拡大した。だが基幹店の「銀座五丁目店」と「新橋店」がビルの建替えで長期休業を余儀なくされた影響もあり、サッポロライオンの14年度の連結売上高は263億円(対前年マイナス4億円)、営業利益2億円(対前年マイナス1億円)にとどまった。「売上高300億円突破」を目指して、サッポロライオンの挑戦は続く。…
  • 【新・外食ウォーズ】ホルモン焼肉「伊藤課長」、ステーキなど肉の専門店業態、海外展開で反転攻勢へ――居酒屋苦戦を受けて つぼ八 社長 塩野入 稔

     創業42年を迎えた「つぼ八」(東京都中央区豊海町)が伸び悩む主力の居酒屋事業の立て直しと、ホルモン焼肉「伊藤課長」、「牛たん ささ川」、ステーキ店「ニューヨーク ステーキ ファクトリー」など、肉の専門店業態を開発・展開し、反転攻勢に出ている。「つぼ八」は居酒屋の神様の愛称を持つ石井誠二が1973年に札幌市西区琴似で、洋風居酒屋「北海道つぼ八」(店舗面積8坪)を創業したのが始まりだ。78年に北海道でフランチャィズチェーン(FC)展開を開始した。82年に総合商社のイトマンと合弁で東京に「株式会社つぼ八」を設立、全国展開に踏み切った。イトマンは85年に「つぼ八」の経営権を確立した。後にイトマンはイトマン事件で破綻し、住金物産が93年に吸収合併した。住金物産は2013年に日鐵商事と合併、現在の日鉄住金物産となった。「つぼ八」はバブル時代に直営・FCで多店舗化を推進、バブル崩壊後の2000年には全国550店舗展開した。だが、その後競合の激化、道交法の改正、少子高齢化の進行、若者のアルコール離れなどの逆風が吹き荒れ、加盟店の減少と不採算の直営店が増加した。08年6月に社長に就任した塩野入は10年に直営の30店舗をはじめ、人員削減も含めた大規模リストラに踏み切った。その結果現在までに「つぼ八」の店舗数は260~270店舗まで減った。ちなみにFC化比率は約8割、FCオーナーは約140人。14年3月期の売上高は約88億円、経常利益は4億円。ヒット業態のホルモン焼肉「伊藤課長」などの多店舗展開で活路を拓こうとしている。…
  • 【新・外食ウォーズ】大阪王将と和食業態の長所を取り入れた「餃子食堂」を関東で展開――創業46年、時代の変化に対応する新業態開発で勝つ! イートアンド社長 文野直樹

     イートアンド(東京ヘッドオフィス・東京都港区)社長の文野直樹(55)は、「大阪王将」ブランドを全国区に脱皮させること、また経営の両輪である外食事業と食料品販売事業の売上規模を倍増させることを基本戦略にしてきた。だが、2013年後半から光熱費や原材料費が値上がり、人手不足による人件費の急騰及び求人費の倍増などが進行し、14年4月から消費税8%への増税などが追い打ちをかけ、経営環境は悪化した。一方、高齢化社会の進行、訪日外国人客の急増などで外食市場の需要構造は大きく変化していた。さらに全国5万店舗を超えなおも店舗数を増やし続けるコンビニエンスストア(略称コンビニ)の攻勢が外食市場を侵食した。もともとサンドイッチ、おにぎり、弁当などの「中食」(持ち帰り)で外食市場から客を奪ってきたが、100円コーヒーの大ヒットを引き金にコンビニ各社は外食市場の顧客の取り込みを強化した。
    「その結果、会社に出勤するビジネスパーソンが朝食にコーヒーとパンを買い、ついでにお昼の弁当を購入し会社で昼食もすませるようになった」(文野)。
    最近の「大阪王将」の低迷はコンビニの進化と競合に後れを取ったのが大きな原因だといわれる。ちなみに、イートアンドの2015年3月期の業績が売上高約208億円、経常利約3億円の見込みだ。外食と食料品の売上高がほぼ100億円ずつだ。外食事業の店舗数は「大阪王将」が385店舗(直営22、FC加盟店343、海外20)、ラーメン「よってこや」が25店舗(直営5、FC加盟店19、海外1)、「太陽のトマト麵」が26店舗(直営9、FC加盟店14、海外3)、合計店舗数444店舗(直営39、FC加盟店381、海外24)となっている。店舗数比率が8割以上もある「大阪王将」のリモデルが大きなテーマである。…
  • 【新・外食ウォーズ】マルチブランド・マルチロケーション戦略から「グループ連邦経営」へ――17年2月期の売上高820億円を目指す! クリエイト・レストランツ・ホールデイングス 社長 岡本晴彦

     クリエイト・レストランツ・ホールディングス(略称クリエイト・レストランツ)は、現社長の岡本晴彦(50)が三菱商事に在籍中の1999年5月に社内ベンチャー事業としてスタートした。東京・台場のヴィーナスフォートに地中海・イタリアン料理35種類以上のビュッフェ、時間無制限・食べ放題形式の「ポルトフィーノ(Portofino)」など5店舗を出店したのが始まりだ。岡本は96年に日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)に出向、社長の大河原毅(現ジェーシーコムサ会長)の下で外食経営者との人脈を広げるなど、外食事業の様々なことを学んだ。2000年に三菱商事が資本参加、岡本はクリエイト・レストランツの専務として出向した。岡本はオリエンタルランドと連携し米国のテーマレストラン「レインフォレストカフェ」(約400席)を、千葉県舞浜の「イクスピアリ」へ誘致した。これは案件としては決して大きくはなかったが三菱-三井の提携に発展、開店には両社のトップが出席して話題をさらった。岡本は社内では外食事業の第一人者と評価されるようになった。以来岡本はデベロッパーに対しレストランの出店やフードコートへの出店を提案、郊外型・都市型のショッピングセンター(SC)に同時に3~5店舗出店する、「マルチブランド・マルチロケーション戦略」を推進した。03年7月三菱商事退社、同社の社長に就任した。05年東証マザーズ上場、13年東証1部指定替え。同年「磯丸水産」などを展開するSFPダイニング、「AWキッチン」などを展開するイートウォークの2社を傘下に収め子会社化した。14年につけめんブームの火付け役ともいえる「つけめんTETSU」などを展開するYUNARIを買収、子会社化した。これまでにM&A戦略などで事業会社は10社を超えてきたが、岡本は「イメージとしてあと20社くらい事業会社を増やし合計30社でグループ連邦経営を進めたい」と強調する。今後同社は外食産業界の〝台風の目〟であり続けるだろう。…
  • 【新・外食ウォーズ】「Smile&Sexy」の経営理念を柱に「小林-加治」の二人三脚で、9期連続増収増益へ。物語コーポレーション 代表取締役社長・COO 加治 幸夫

    物語コーポレーション会長・CEO(最高経営責任者)の小林佳雄(66)は2011年9月、グリーンハウスから転身し執行役員を務めていた加治幸夫(57)を社長・COO(最高執行責任者)に抜擢した。実は小林と加治はまだ修業時代、フランス料理の名門「コックドール」に勤めたことがあり、先輩と後輩の間柄である。勤務した時代が異なり一緒に働いたことはなかったが、今から22年前の1992年に開催されたコックドールのOB会で、ふたりは初めて出会い意気投合した。その後小林は物語コーポレーションの社内報を創刊、「Smile&Sexyでこの日本国に革命を起こそうぜ!」と「革新宣言」を発した。「Smile」は「笑顔」「元気」「マナー」「表現力」のこと、「Sexy」は「自分物語をつくろう」「個性を豊かに表現しよう」という意味である。加治は小林の「革新宣言」に共感し、その日から自分を「社外物語人」として活動してきたという。以来20年ほど交流が続き、小林は10年11月にはグリーンハウスの執行役員だった加治に後継社長を頼むのだ。東日本大震災が起こった直後の11年4月、加治は物語コーポレーションに入社、11年9月に社長に就いた。あれから3年余、加治は小林と二人三脚で歩み、14年6月期では売上高約268億円(前期比18・9%増)、経常利益約21億円(同5・0%増)、当期純利益約12億円を実現した。9期連続増収増益である。加治と小林の〝ふたりの物語〟は新しい会社物語をつくり出そうとしている。…
  • 【新・外食ウォーズ】「第2の創業」へ――時代や世の中の変化に対応する強固な基盤を構築する 大庄 取締役相談役 平辰

    居酒屋チェーン「庄や」「やるき茶屋」「日本海庄や」などを全国展開する「大庄」(東京都大田区)は、今年1月から創業以来初の「業務構造改革」に取り組んでいる。大庄は「のれん分け」方式の独立制度で急成長を遂げてきた。創業者の平辰(74)は1968年4月の創業以来46年間社長を務めて来たが、時代の変化に対応する「業務構造改革」を進めるために、今年9月、長男で副社長の平了寿(かずとし、48)に社長を譲り、相談役に退いた。大庄は平了寿新社長のもとで世の中の変化に対応する「業務構造改革」すなわち「第二の創業」に挑戦する。…
  • 【新・外食ウォーズ】新業態「タイガー餃子会館」年内12店舗、将来全国に100店舗展開へ――M&A戦略&株式公開も視野に入れて 際コーポレーション 会長兼社長 中島武

    際コーポレーションは中華を主体に和洋食、ホテル・旅館、家具・アンティーク、アパレルなど約100業態約360店舗を展開しているが、2011年の東日本大震災で約5億円の減収、中国人スタッフ250人の一斉帰国などが起こり社内体制の見直しに追われた。その時期の業績不振から立ち直り、最近米ロサンゼルスに2店目を出店、また上海新世界と合弁会社を設立、来春オープンする上海大丸店内に中華とカフェの2店舗を出店する。そして、今年7月に開発・開店した新業態「タイガー餃子会舘」浅草店が大ヒット、年内12店舗、将来100店舗展開し主力の「紅虎餃子房」(74店舗)を超す業態に育てたいという。また旅館再生事業として金沢市で料理旅館「柚子屋旅館」(京都・祇園店が成功)の開業に挑戦、その上白洲次郎、正子夫妻の旧自邸「武相荘」(東京都町田市)の再生を請負い、1ランク上のステージに登った。際コーポレーション社長の中島武(66)は最近Facebookに「新しいステージに立ち始めた予感がする」と書いた。中島はM&A戦略、また株式上場も視野に入れ、日本発祥のグローバルな飲食業に脱皮させようとしている。…
  • 【新・外食ウォーズ】東京オリンピック前に1000店舗展開へ――国産国消への挑戦 鳥貴族 社長 大倉忠司

    全品280円均一じゃんぼ焼鳥「鳥貴族」(本社・大阪)は今年7月10日、ジャスダック(東京証券取引所)に上場した。公開価格は「全品280円均一」の10倍の2800円だった。市場では「目新しさのない低価格居酒屋チェーンのIPO(新規株式公開)」などと評価は低かったが、社長の大倉忠司(54)はブログやフェ...
  • 【新・外食ウォーズ】「いきなり!ステーキ」年内国内30店舗展開の“意外なカベ”

    ペッパーフードサービス(本社・東京都墨田区。以下ペッパーフード)が、立食い&量り売り方式の「いきなり!ステーキ」の年内30店舗展開に向け、出店ペースを上げている。6月に第4号店の渋谷桜丘店、7月には第5号店の神田南口店を開店、第6号店の六本木店を開店する。どちらも「駅前の立食い日本蕎麦店」の撤退物件...
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