経堂駅前に4月24日オープン、北イタリア、ピエモンテ出身オーナーの1坪4席の日本一小さなイタリアン「ラ・ローザ」をチェック！

料理人歴20年、来日10年のピエモンテ出身のイタリア人エルベックリ・トフィック氏は4月24日、経堂駅前に1坪4席の日本一小さなイタリアン「ラ・ローザ」をオープンした。店名の由来は、オーナー曰く「愛を花で表現すると薔薇」とのことで、ローザ（ROSA）にしたという。同氏はイタリアン料理人歴20年。北イタリアのピエモンテ出身で、日本でのキャリアも10年と長く、服部栄養専門学校では「リストランテ・ヒロ」の山田一樹氏と共に講師を務めたこともある経歴の持ち主で、愛称トフィーの名で親しまれている。料理は、「オリーブ」(500円)「カプレーゼ」「生ハム・プロシュート」「チーズ盛り合わせ」(各1,000円)などの前菜に、自慢のパスタがオール1,500円と価格は500円刻み。フードもドリンクもメニュー表はなく、その日、店にある材料の中で、客の好みやフィーリングを聞きながら作ってくれるという。予約をすれば、好みや予算を聞いて、コースも自在に組み立ててくれるというが、コース予約は一見さんお断り。ドリンクは生ビール、カクテル、グラスワイン、コーヒー等が各500円、ウイスキーやイタリアの瓶ビール「ペローニ・ナストロアズーロ」(1,000円)。「料理はレシピじゃない、愛」がモットーで、4席の小さな店をつくったのも、メニューがないのも、すべては“自分とお客さんだけでなく、お客さん同士もフレンドリーに仲良くなってほしい”からというが、彼の狙い通り独特のコミニュティが出来上っており、日々常連客で賑わい、毎日通う客までいるという。

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