下北沢に「焼野菜 銀河団」が開業。15坪で月商700万円「串焼きと煮野菜 下北沢の零や」の25歳オーナーによる東京2店舗目。「野菜と食べたらカロリーゼロ」な焼野菜とワインが自慢の居酒屋

目指すは「日本一イケてる外食企業」。飲食店経営にいざなった父への親孝行も

オープン直後の4月は知人の来店や「串焼きと煮野菜 下北沢の零や」が満席で入れなかったお客を中心に来店している。5月から集客を本格化させていく予定だ。「大きく告知や宣伝もしていない現時点で思った以上の来店があり、伸びしろはあると思います」と達川氏は笑顔を見せる。今後は深夜に軽いつまみとドリンクで、ＤＪを呼んでクラブ営業もやりたいという。

目下、達川氏が目指すのは下北沢ドミナントで3店舗。ただ、新宿などのビックマーケットにも興味を示しており、物件次第だという。同氏の掲げるビジョンは「日本一イケてる外食企業」。「かつてのグローバルダイニングのような、皆が憧れる飲食店を、今の時代に合わせてつくりたい。大事なのは“イケてる”ことですが、規模の拡大も必要だと思っていて、将来的に年商30億円の企業にしていきたい。独立志望のスタッフがいれば、その支援ができるような力があったらいいですね。また、父に売却した京都の店をいつか再び買い取るかたちで親孝行できたらと思っています」と話す。

写真右がオーナーの達川京平氏、左が店長の村山綸志氏。達川氏のアイディアをかたちにするのが村山氏だ。ワインにも明るく、今回ワインを打ち出したのは村山氏の得意を生かすためでもあるという

（取材＝大関　まなみ）

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