「ほぼ上野 オスシマチ」がオープン。スパイスワークスによる“カタカナスシ”が御徒町に！　同エリアに強いフードクルーズファクトリーが運営

他店舗の人気メニューと自店舗限定メニューを名物に、呑み客の取り込みを狙う

フードメニューの名物三本柱は、渋谷の「スシブヤ」、新宿の「スシンジュク」といった他のスパイスワークス店舗でも人気を博しているものに決めた。ひとつ目はカニの甲羅に詰め込んだ盛りだくさんのエビとカニを巻き寿司にかけて食べる「エビカニ合戦」（1099円）。ふたつ目は分厚い中トロにダイス状の切れ目を入れ、カットマンゴーのように仕立てた「マンゴーカットトロ（1貫）」（549円）。みっつ目はサーモンとクリームチーズの細薪を天ぷらのように揚げ、西洋風に仕立てた「サーモンクリームチーズロール」（549円）。これに加えて、「オスシマチ」限定のメニューとして「マンゴーカットトロ」のカンパチバージョンである「マンゴーカットカンパチ」（549円）、アイスクリームのコーンにマグロユッケをのせ、インパクトある出で立ちの「マグロタレユッケ」（各769円）を店舗独自の名物に据えた。ほかにも「極上胡麻カンパチ」（769円）や「あおさの揚げ出汁卵」（439円）、「寿司屋の小籠包」（494円）といった寿司以外のつまみも充実している。

ドリンクは、サーバーから直接注ぐ「生日本酒サーバー」（各半合599円）、「スシンジュク」や「スシブヤ」などで若い女性客の人気を獲得した果実酒「まんま果樹った」（各599円）、抹茶などを使用して高級感を出した「茶割」（399円～）を三本柱に設定した。特に、「生日本酒サーバー」の人気は予想を上回り、相乗効果で一升瓶の「日本酒」（半合各599円）の出数も増えるという嬉しい誤算も。同様に、「クラフトビール」（各899円）予想以上の人気を博している。「日本酒とクラフトビールは、既存のカタカナスシでのデータをベースに出数を予想していたのですが、それを超える好調な売れ行きです。おそらく、20代など若い客層中心の渋谷や新宿と比べて来店するお客様の年齢層が幅広く、“ちょっといい酒を飲みたい”という需要が多かったことが要因だと思います」と、山崎氏。ほか、ビールは「サッポロ黒ラベル　樽生」（499円）、「サッポロラガービール赤星　中瓶」（649円）を用意。「寿司の為のガリサワー」、「いつものレモンサワー」、「カラダにピースサワー」（各399円）といったサワー類、「いつものハイボール」、「レモンハイボール」（各399円）といったハイボール類に加え、泡、白、赤を取りそろえた「プライベートワイン」（グラス499円、ボトル2500円）などを用意している。

分厚く切ったカンパチの歯ごたえと、オレンジの爽やかさが際立つ「マンゴーカットカンパチ」は、「ほぼ上野 オスシマチ」の限定品であり、名物だ

まるでアイスクリームのごとき見栄えの「マグロタレユッケ」。皿にひっくり返すことでコーンの中に忍ばせた卵黄があふれる

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