ミカン下北に人気居酒屋「とりビアー」の新業態「鶏肉食堂ザ・トリフターズ」がオープン。鶏肉を主軸に、自由度の高い新ブランドが誕生

物件や地域に合わせた幅広い店舗展開を視野に

これまで、「とりビアー」は路面店にこだわってきたが、今回「ザ・トリフターズ」として初めて商業施設に出店したことで、可能性が拡大したという木村氏。当初、考えていた大衆酒場から食事処に転換したように、柔軟性のある業態として育てていきたいと話す。

「例えば、当店は“鶏肉食堂”ですが、サブタイトルを変えても面白いと思うんです。既に5月にはグループ会社が埼玉県東松山市に『鶏焼肉ザ・トリフターズ』をオープンさせていますし、9月には香川県高松市にテイクアウト店舗の『骨付鶏ザ・トリフターズ』を開業する予定です。これまで煙や油の臭いなどの問題で見送らざるを得なかったいい物件を逃さないためにも、『とりビアー』ではできない業態を『ザ・トリフターズ』ブランドとして展開していけたら」。
一方、年内には「とりビアー」の新店舗が開業する予定だ。まだまだとりビアーの躍進は続く。

左から取締役副社長の木村国治氏、店長の上平聡介氏。「実力のあるスタッフが揃っているからこそ店舗展開ができる」と木村氏は語る

（取材＝河西みのり）

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