武蔵小山に「町中華×関西のクラフトビール」が楽しめる「シュチニクリン」がオープン。東京から関西のクラフトビールシーン全体を盛り上げる縁会の挑戦

夜遅くまで飲み食いできる町中華が、武蔵小山にないことに着目

「シュチニクリン」は、武蔵小山駅周辺に遅い時間に食べて飲める中華料理店が少ないことに着目しスタートした店舗だ。しかし泉氏は、中華料理店での就業経験がなかったとのこと。立ち上げは、クラフトビレッジに店舗を構える「食堂西小山」の松尾雄紀シェフにメニュー監修の協力を仰いだ。松尾氏はグローバルダイニングの「モンスーンカフェ」で総料理長を務めた他、中華料理の名店「東天紅」での修業経験もある人物だ。

「武蔵小山に夜遅い時間帯に飲んで食べれるお店が少なかったんです。そのニーズを満たすためには、町中華がベストだと考えました。また今まではお酒主体の店づくりでしたが、今回は中華料理の食事寄りの業態にすることで、働いている従業員のレベルのボトムアップに繋がるという狙いもありました。」と語る泉氏。

「武蔵小山と西小山エリアは、飲食店どうしの繋がりも強いんです。私たちが関西から東京に来た時も地域の飲食店やお客に受け入れてもらえたんですよね。『シュチニクリン』をオープンすることで、地域の方に恩返しができたり西小山・武蔵小山エリアを少しでも盛り上げられたらと思っています」と地域に対する想いもコメントとして残した。

映画「ブレードランナー」や「AKIRA」を思わせるサイバーパンクの世界観を演出した店舗。中華のイメージカラーである「赤」を基調としたライティングや椅子の色使いも魅力の一つ

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