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神楽坂で初のオイスターバル!牡蠣の和食業態「牡蠣屋うらら」を経営するナウプランニングの新業態オイスターバー×バル「牡蠣屋バル 神楽坂店」が、歴史ある街・神楽坂の裏路地に9月12日オープン

店の中央に置かれた大型のアイスベッドは圧巻
ぷりぷりで新鮮な「生牡蠣4種盛り合わせ」は人気の一品
やはり牡蠣を使ったメニューが豊富。 磯の香りが食欲をそそる「牡蠣と岩のりのクリームリゾット」1180円
店長の高橋洋也氏(左)とシェフの渡邊裕之氏(右)

(取材=玉井 由希子)


江戸時代から続く歴史ある街・神楽坂。この神楽坂下の表通りから一歩入った静かな路地に、産地直送の新鮮な生牡蠣とワインが楽しめる「牡蠣屋バル 神楽坂店」が9月12日オープンした。経営は、牡蠣の和食業態「牡蠣屋うらら」(飯田橋店、聖蹟桜ヶ丘店)を運営するナウプランニング(東京都多摩市、代表:清水直氏)。同社にとって、初の牡蠣×ワインでの新店オープンとなる。厳選された新鮮な生牡蠣と豊富な品揃えのワインをより気軽に楽しんでもらいたいとオイスターバー×バルをコンセプトに立ち上げた。「神楽坂界隈には、気軽に行けるオイスターバー的な店がなかったですし、牡蠣屋うらら飯田橋店で入れないお客様に近くでご案内できる店舗(異業態)が欲しかった」と、店長の高橋洋也氏は神楽坂での出店経緯を話してくれた。元高級料亭だった場所が、近年おしゃれなレストランやバーに改装オープンしたり、アンスティチュ・フランセ東京が近いことから、在日フランス人が通うフレンチレストランやカフェが多く見受けられる神楽坂だが、カジュアルでありながら本格的なオイスター料理を提供する店は皆無だった。同店は、この神楽坂における初のオイスターバルという訳だ。

風情ある裏路地の一角にオープンした同店は、まさに隠れ家的な佇まい。ビルの2階にある店への細い階段を上って行き、ガラス扉を開けると入口中央には大型のアイスベッドが置かれ、新鮮な牡蠣たちが出迎えてくれる。奥にはそのアイスベッドに引けを取らないほど大きなワインセラーが目を引く。店内に入った瞬間から、わくわくとした期待感が高まるインパクトのあるスタイリッシュな空間造りを目指したという。10月からは近隣のオフィスワーカーをはじめ、地元住民客をメインターゲットに、ランチ営業もスタートした。また不定期だが「平日限定Lunch生牡蠣食べ放題」(1480円)という牡蠣好きにはたまらないランチメニューが登場。内容は、本日の生牡蠣3~4種とサラダ・バゲットが60分間食べ放題。ワンドリンクが付くという充実度。その上、プラス500円で特大カキフライも食べ放題になる、実に太っ腹なランチが好評だ(不定期につき店舗に要確認)。まずはランチで来店してもらい、ディナータイムへの再来店につなげ集客していく。

看板の牡蠣は、シーズンにより異なるが常時10種類以上。取材当日は、北は北海道産から南は大分や宮崎産、また海外からはオーストラリア、アメリカ西海岸や東海岸産のものが入荷していた。産地によっては、水温などの条件により旬が異なり、その味わいも大きく変わる牡蠣。牡蠣専門店だからこそ、産地にこだわり、提供方法を工夫している。定番の生や、焼き、蒸しなどさまざまな調理法でいろいろな味を楽しんでもらいたいからだ。スターターとして一番人気は、その日のオススメをお任せで提供する「生牡蠣4種盛り合わせ」(1800円~)。牡蠣は1個からオーダーが可能なので、自分のペースで、店のスタッフのアドバイスを受けながら、さっぱり系の宮城産からスタートし、次は少し濃厚な北海道産を食べ比べてみる、というのもアリだ。また、定番の「生牡蠣剥きたて 自家製カキフライ」(牡蠣の種類により価格は変動、1個460円~)もやはり注文したい一品。オーダーが入ってから殻を剥き調理される同店自慢のフライは、一口目はそのままで、二口目はレモンを絞って、三口目はタルタルソースと、3種の味の違いを体験できるほど大粒で大人気のメニュー。2人以上のグループに最適な「牡蠣の前菜盛り合わせ(2人前)」(980円)は、牡蠣のピクルス、牡蠣のスモークオイル漬け、牡蠣のマリネ、牡蠣チーズという4種類の牡蠣料理を一気に味わえる。

巨大なワインセラーに並ぶワインの豊富さも同店の魅力の一つ。新鮮な牡蠣と気軽にワインを飲んでもらいたいと、グラスワインは、スパークリング2種(560円~)、白6種、赤5種(520円~)を用意。ボトルは、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど牡蠣の産地ともリンクしたワインを中心に、ニューワールド系まで幅広くセレクトしている。ボリュームゾーンは3000円~4000円台。牡蠣との相性が抜群のミネラル感があるワインに人気が高い。

今後は、まずは店の認知度アップを目指し、クリスマス向けに牡蠣のみならずフォアグラや、オマールエビなどを使ったスペシャルメニューを考案中とのこと。また年末に向け「オイスターアワー」(牡蠣のハッピーアワー)と銘打って、19時までの注文で牡蠣をよりリーズナブルに提供していきたいと企画を練っているという。「牡蠣の専門店なので、牡蠣はもちろんのこと、牡蠣+アルファでより美味しい物、美味しい食べ方を提案していきたいですね」と高橋氏は意気込みを語る。

店舗データ

店名 牡蠣屋バル 神楽坂店
住所 東京都新宿区神楽坂2-9 アルファタウン神楽坂2F

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アクセス JR飯田橋駅西口、東京メトロ飯田橋駅B3出口 徒歩3分
電話 03-6457-5361
営業時間 ランチ 月~金 11:30~14:00(L.O.13:30)
ディナー    17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日 無休
坪数客数 32坪 56席
客単価 ランチ980円~1480円、ディナー4000円
運営会社 株式会社ナウプランニング
関連リンク ナウプランニング
関連リンク 牡蠣屋バルTwitter
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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