人気すぎて悲鳴！？ 工場併設のシフォンケーキ専門店「MERCER bis（マーサー ビス）」が、8月3日青山の246 COMMON内、9月10日恵比寿に連続オープン！ 繁盛ダイニング初のテイクアウト業態を展開！

高級レストランとカフェの中間を狙った “カジュアルリッチ系” カフェ文化を牽引してきた「MERCER CAFE」（運営：Mercer Office、代表取締役：羅直也氏）。そのイメージを覆すカジュアルな新業態が、恵比寿と青山にお目見えした。その名も「MERCER bis」。多くの有名人をもとりこにするMERCER CAFEの人気No.1メニュー「シフォンケーキ」に特化した専門店だ。恵比寿店に併設した工場から、焼きたてを直送する。 卵白のみを使った淡い色合い。絹のように軽いにもかかわらず、しっかりと水分をたたえた “もち・ふわ” な食感が特徴の「生キャラメルシフォンケーキ」は、ニューヨークスタイルの雰囲気と、高級食材を使ったハイクオリティな料理。30代以上の大人たちから、厚い支持を集める不動の看板メニューだ。シンガーソングライターのスガシカオ氏が「『コーヒー』という楽曲を書いた際に食べていた」と告白しているほか、芸能人のブログに度々登場する逸品でもある。これまで既存店では、全オーダーの約4割を占めるという人気を博していた。それに加え、「手土産として持ち帰りたい」「パーティー用のホールサイズを、予約なしでも買えるようにしてほしい」といった要望も高まっていたが、調理が追いつかず断ることが多かったという。 そんなファンの声に後押しされ、このたび恵比寿にお目見えしたのが、スイーツ工場併設のテイクアウト業態「MERCER bis ebisu」だ。店頭に並ぶのは、定番の「生キャラメルシフォンケーキ」のほか、既存店では味わえない新作フレーバーの数々。ティラミス、ストロベリーチーズケーキ、ニューヨークチーズケーキ、抹茶ホワイトチョコといった色とりどりのシフォンケーキを、ロゴ入りの可愛いらしい箱に入れて、ホールサイズでテイクアウトできる。 店内のイートインスペースでは、カットサイズをドリンク付650円というお手頃価格で提供する。これまで客単価5000円前後の既存店でしか食べられなかった味を、より気軽に楽しんでもらいたいと、 客単価1000円未満という大幅なカジュアル化を図った同店。ケーキのサイズを一回り小さくしたり、紙のカップトレーを利用するなど工夫を凝らした。セットドリンクは、その場で淹れるこだわりの「ドリップコーヒー」など約10種から選択可能。ケーキの他に「日替わりスープランチ」（650円）やアルコール類も揃え、軽い食事利用にも対応する。 恵比寿店に先がけ、8月3日開店した、青山の「MERCER bis aoyama」では、人気の生キャラメルシフォンケーキのみに特化。同店は、同月にオープンしたばかりの、産直野菜マルシェと屋台が立ち並ぶ話題のスポット「246 COMMON」内に出店を果たした。恵比寿の工場から直送される絶品シフォンケーキを、青空まぶしいテントの下で楽しめる。ショッピングの間に一息つくのに最適だ。 「特に10代後半～20代の若い女性に来てもらいたい」と、副社長兼クリエイティブディレクターを勤める森野成貴氏は語る。店名の “bis” はフランス語で “2つ目” という意味。既存店のセカンドラインとして、気軽に利用してほしいと言う。「若い世代が食に興味を持たず、食べることがおろそかになっているのでは」と憂う同氏。自社の既存店はもちろんのこと、より高級なレストランにも足を運び、食を楽しむ“大人になる”きっかけ作りができたら、とその胸の内を明かしてくれた。 Mercer Officeでは、同社の真骨頂である “カジュアルリッチ系” レストラン業態と、 新業態「MERCER bis」を融合させた7店舗目を、鎌倉に出店予定。いよいよ東京以外へと打って出る同社の動向に、今後も目が離せない。

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