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広島発の注目企業が早くも東京2号店を出店。旬野菜の鉄板焼きをワンコインで提供する「恵比寿ビール坂 OLIVE des 京焼野菜」が1月7日、恵比寿にオープン!


広島市中心部で13店舗を展開するスピリッツ(広島市中区、代表取締役・松本浩二氏)が、東京2号店となる「恵比寿ビール坂 OLIVE des 京焼野菜」を1月7日、恵比寿にオープンした。京野菜を中心に、沖縄・宮古島産の野菜など個性豊かな旬野菜を使った鉄板料理を1品500円~のバル価格で提供する。
今回の業態開発の経緯について松本氏は、「ブランド力と個性を併せ持つ京野菜を、多彩なバリエーションが可能な鉄板焼きで提供したら面白いと考えました。調理にはオリーブオイルを使用し、あっさり感とヘルシーさを打ち出しています」と話す。京野菜は築地の青果店から毎朝仕入れる。メニューには、「京壬生菜の柚子味噌ポン酢」「丹波しめじのバター醤油」(各500円)など日替わりの野菜をシンプルに焼き上げる“ワンコイン焼野菜”に加え、「伏見とうがらしと国産鶏せせりのペッパー焼き」「九条ネギの柔らかカルビ焼き」(各950円)といった創作料理、肉・魚料理まで約80種をラインナップ。また梶川正幸店長の母親の実家が宮古島とあり、白ゴーヤ、ヘチマ、オオタニワタリなど、現地の農園から仕入れる珍しい野菜が味わえることも魅力だ。
ドリンクも豊富に揃える。中でもワインはボトル2500円の均一価格で、さらにその全種類をグラス500円で提供する“ワンコインワイン”が売り物。メインターゲットとする女性客に合わせて果実酒(750円~)や梅酒(550円~)も厳選して並べる。ランチタイムは多種類の野菜を折り込んだ日替わり丼(900円)と日替わり御膳(1000円)を提供し、こちらも人気を呼びそうだ。
同社は2003年、創業店となるマグロ料理専門店を広島・立町に開業。「個店主義による多業態のフードビジネスの展開」をモットーにあえて企業名を前面に出さず、焼肉、麦とろ料理など、業態・屋号が異なる店舗を次々と近距離出店。その全店が黒字で、坪当たりの平均月商20~30万円を計上する繁盛ぶりだ。昨年11月、同じく恵比寿にオープンした東京1号店「裏恵比寿 自然生村(じねんじょうむら)」も10坪20席で月商300万円と右肩上がりに売り上げを伸ばしており、この3月には広島で16店舗目の出店を予定している。
「OLIVE des 京焼野菜」の目標月商については、「当初は300万円を目標に、健康意識の高い都心の顧客層に斬り込んでいきたい」と松本氏。カウンターとテーブル席を備えた店内は元バーをほぼ居抜きで使用。商品開発からメニュー表の作成まで松本氏が自ら手掛けるなど、諸経費を抑えたローコスト出店を武器に、今年中に都内でさらに1店舗のオープンを目指している。

店舗データ

店名 恵比寿ビール坂 OLIVE des 京焼野菜
住所 東京都渋谷区恵比寿4-23-14  ASビル1F

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アクセス 恵比寿駅から徒歩5分
電話 03-6450-4811
営業時間 ランチ11:30~14:30 ディナー18:00~25:00
定休日 無休
坪数客数 10坪21席
客単価 ランチ950円 ディナー3500円
運営会社 株式会社スピリッツ
関連ページ 裏恵比寿 自然生村(じねんじょうむら)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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