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店舗運営プラットフォーム「V-Manage」、全国の飲食店で着々と導入がスタート。山口と沖縄で地域密着焼肉店を運営するinnsamannsaも、今後の店舗展開を見据えて導入!

山口・下関で坪月商25万円を売る地域の繁盛店「焼肉Sangmi Kim(サンミキム)」をはじめ、山口と沖縄で3店舗の焼肉店を展開する気鋭の飲食グループinnsamannsa(沖縄県沖縄市)。同社では今後のさらなる展開を見据えて、店舗運営プラットフォーム「V-Manage」を全店舗で導入した。導入のきっかけや効果について、同社代表の金 尚弥氏にインタビューした。


「V-Manage」とは?
インフォマートと串カツ田中ホールディングスが合同で設立したRestartz(リスターツ)が手掛ける店舗運営プラットフォーム。飲食店の現場業務のフローを可視化し、「飲食店に、もうひとりのマネージャーを。」をコンセプトに店舗運営の雑務を効率化。「串カツ田中」をはじめ、全国の飲食店で導入がスタートしている。

※「V-Manage」の詳しい機能についてはこちら

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母の居酒屋を継いで飲食店経営をスタート

―山口と沖縄で3店舗を運営するinnsamannsaですが、まずは会社や金社長の経歴について教えてください。

金氏:innsamannsa の創業は2019年でしたが、私はそれ以前からも飲食店経営に携わっており、もともとは大学卒業後に母が山口・下関で営んでいた居酒屋を受け継いだことが最初でした。その後、兄とともにマッコリバーをオープン。さらに「旬菜炉端47変化」を出店し独立しましたが、2年後に兄に事業継承して経営から離れ、大分・湯布院の名店「由布まぶし心」で修業をしました。そして2019年、下関に戻り「焼肉Sangmi Kim(サンミキム)」をオープンしたのがinnsamannsaの始まりで、加えて、現在は沖縄市コザとうるま市勝連で「大衆焼肉キンジテ」も運営しています。

沖縄県内で2店舗を展開する「大衆焼肉キンジテ」は、「タレとニンニク要はスパイス」をコンセプトに、安価で豊富なメニューを提供する焼肉店として評判だ

―「V-Manage」を知ったきっかけは?導入した理由も教えてください。

金氏:「V-Manage」はネットで検索して見つけました。それ以前に、DXに関する展示会で、とある業務効率化ツールを知り、「これはいいな」と思ったことがありました。ITツールを用いることで、今まで当たり前のようにアナログでやっていた作業も効率化できるんだと知り、興味を持ちました。ただ、そのツールは製造業に向けて開発されたものなので、飲食店にはマッチしない部分もあり導入はしませんでした。そんな中で見つけた「V-Mnage」は、その導入をあきらめたツールと内容は似ており、しかも飲食業界に特化したものだったので、「これだ!」とすぐに問い合わせました。7月から全店舗で導入を開始しています。

innsamannsa代表の金 尚弥氏。実はインフォマート創業者の村上勝照氏は、金氏の母が営む居酒屋の大常連だったという。「村上さんのことは母からよく聞いていました。『V-Manage』がインフォマートのサービスと知り、縁を感じました」と金氏

業務に不慣れな新人スタッフも、「V-Manage」で即戦力に!

―実際に導入してみていかがでしょうか?

金氏:現場からは「すごく助かる」という声が上がっています。正直、経験の長いスタッフは身体で作業を覚えているので正直そこまでではないのですが、経験の浅いスタッフにとっては「V-Manage」のマニュアルがあることで作業がスムーズに進みます。わからないことがあっても「V-Manage」内の「タスクマネージャー」を見れば、自分のやるべきことがすぐにわかる。先輩の手を止めて聞く必要がないし、「アラート」があるので作業のやり忘れも防げる。経験の長いスタッフにとっても、「V-Manage」のおかげで新人スタッフに仕事を教える際、とても楽になっているようです。

「V-Manage」ではやるべき作業をフローチャートで示しており、そこからマニュアルも確認できる。完了した作業にはチェックを入れ、抜け漏れがあると「アラート」で教えてくれる

金氏:今まで紙のマニュアルを作ったりしていましたが、紙では業務全体の流れがつかみにくいんですよね。「V-Manage」は作業と作業の流れを示すフローチャートの役割を担ってくれるので、「これをやったら次はこれをやる」という一連の流れが把握しやすいのも大きな魅力です。想定された時間内に抜け漏れなく作業が行われるようになったので、スタッフがしっかり休憩時間が取れるなど、労働環境もよくなりましたね。

図解付きの業務マニュアルで、新人スタッフの教育も兼ねる※写真はイメージです

「V-Manage」の力を借りて、今後も店舗展開

―今後の展望は?

金氏:当社では今後も店舗展開をしていきたいと考えており、それを見据えて「V-Manage」を導入しました。沖縄・コザの「大衆焼肉キンジテ」は繁華街立地、うるま市・勝連の「大衆焼肉キンジテ」は住宅街にある。この2つがリーズナブルな価格帯に対し、下関の「焼肉Sangmi Kim」は和牛をウリに単価7000円のしっかりとした焼肉と、当社では場所や客層に合わせて様々な焼肉店を展開しています。これからは「V-Manage」の力を借りて業務効率化を図り、展開を加速していきたい。まだ導入したばかりですが、これから使いこなせば確実に成果が出ると思います。

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