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スペシャル企画

店長の雑務を自動化し“飲食店に、もうひとりのマネージャーを”。インフォマートが串カツ田中HDと共同開発した「V-Manage(ブイ マネージ)」をリリース

「飲食店に、もうひとりのマネージャーを。」をコンセプトに、2022年11月 、店舗運営の雑務を効率化する「V-Manage(ブイ マネージ)」がリリースされた。日々、現場で膨大な業務をこなす店長の負担軽減を目的としたサービスで、デジタルプラットフォームの開発・運営事業を展開しているインフォマート(東京都港区、代表取締役:中島健氏)が、串カツ田中ホールディングス(東京都品川区、代表取締役:坂本壽男氏)と合同で設立したRestartzが手掛ける。今回は、Restartz代表取締役兼インフォマートDevOps(新規サービス開発)部門執行役員 でもある箱崎竜太郎氏から、「V-Manage」がどのようにして「もうひとりのマネージャー」になりうるのか、誕生の経緯や活用方法を伺った。


V-manage
https://v-manage.infomart.co.jp/

Restartz代表取締役・箱崎竜太郎氏

ルーティンの可視化によって管理コストを軽減。新人スタッフの即戦力化にも

―「V-Manage」で、できることを教えてください。

箱崎氏:メインの機能は「タスクマネージャー」です。店舗が1日で行うタスクを時系列で表示して、可視化します。

タスクはタブレット画面から確認。完了したものからチェックし、直観的な操作でわかりやすい

タスク画面の一例。タスクは店舗ごとに細かく登録可能。様々な業種、業態のオペレーションに合わせた業務パターンが作成できる

箱崎氏:これにより、店長などの管理職のみならず、経験の浅い新人やアルバイトスタッフでもその日にやるべきことがすべてわかり、実行できる。時間ごとのタスクや臨時の業務指示の確認、時間切れタスクをわかりやすく表示する 機能も付いていますので、「うっかり」のタスク実施漏れも防止できます。マニュアル管理機能も付いているので、新人育成に対してかけるリソースを軽くすることにも期待ができます。

図解付きの業務マニュアルで、新人スタッフの教育も兼ねる

箱崎氏:本部連携機能も搭載しているので、現場にいない統括マネージャーがリアルタイムで店舗のタスクの進行状況やアラートなどをチェックすることも可能。そのほか、従業員同士のコミュニケーションをサポートするための「チャット機能」や「掲示板」、衛生管理やHACCAPの記録を残せる「電子チェックシート」といった機能も付いています。

本部の統括マネージャー側の画面。店舗全体の進捗状況がリアルタイムで把握できる

―どのような店舗の導入がおすすめでしょうか?

箱崎氏:やはり店舗数が多いほどオペレーションがスムーズになり、効果を実感できると思います。「串カツ田中」のように現在多くの店舗数を抱える企業に加え、今後多店舗展開を見据えるグループにもぜひ導入していただければと思います。店舗の数が増えると、店舗ごとに独自のオペレーション、ルールが確立されてしまいがちで、途中から統一のルールをつくることが難しくなる場合も多いので例えば、5店舗ほどの段階で、店舗が増えた後を想定したルール作りをしておけば、その後の展開の際にも統制がとれて、スムーズであると思います。外食企業がスケールしていく際の仕組みづくりに役立つはずです。

膨大なタスクの可視化と優先順位付けが課題に。「管理のための管理」から脱却

―串カツ田中ホールディングスと共同でリリースしたとのことですが、そもそもの開発のきっかけは?

箱崎氏:もともと、串カツ田中ホールディングスさんには弊社の受発注ツールを導入していただいていたご縁があったんです。そんな中、2020年頃に「店舗のタスクを可視化し、管理できるツールを作れないか」と、相談を受けたことから「V-Manage」の開発をスタートしました。

―店舗の業務管理に対して、串カツ田中ホールディングスが課題を感じていたということですね。

箱崎氏:その通りです。特に、店長やマネージャーといった管理職の方々の負担が大きいことが課題でした。ホール業務や厨房業務、清掃といった営業時間の業務はもちろん、シフト作成、日報、週報、発注、経理、備品管理といったバックオフィス業務。さらに、アルバイトの教育といった人事業務など。「串カツ田中」の店舗で1日にこなすタスクの数を洗い出してみたら相当な数が あった。これだけ雑務が多いと、スタッフへの指示やそのチェックといった対応に追われ、接客などの業務に力を注ぐことができない。管理職の人材不足にもつながるし、生産性も上がらないことが課題となっていたわけです。

―そこから、「V-Manage」の構想に?

箱崎氏:タスクが膨大だから、チェックシートを作って、確認していく。この作業自体はExcelなどの表計算ツールでもできます。でも、Excelを開くためにはパソコンを開く必要がある。忙しい飲食店舗で、そのひと手間は大きく効率を下げるし、結果的に営業中にチェックできないことも多い。そうなると、閉店後に作業を加えざるを得ない。これだけで、負担が増加しているし、そもそもタスクをチェックしている意味がない。「管理のための管理」と言えるような状況が生まれてしまうわけです。

それを解決するために重要なのは、日々、ルーティンで行っているタスクをすべて可視化し、優先順位や実施すべき時間順で並べること。そして、それを営業中にリアルタイムで消化していけること。その2点を押さえ、使う人の負担をできる限り抑えたチェックツールがあれば、課題を解決できると考えました。競合をマーケティングしてみると、受発注やシフト関連などのツールはすでにあるものの、毎日のルーティンをデジタル化したチェックツールはそれほど世に出ていない。そういった意味でも、可能性のあるツールだと感じました。

―それでは、今後の展望も教えてください。

箱崎氏:最終的には、接客サービス以外のルーティン業務を自動化できる仕組みを作っていきたいですね。POSとの連動でメニューの売上状況がわかるようにしたり、来客数から従業員の適切なシフトを割り出したり。店長、マネージャーといった管理職の方の雑務を軽減し、生産性の高い仕事だけに注力してもらえる環境を提供していきたい。今まで管理職の方々は、ひとりで抱える業務の量が多すぎた。そして、大きく変化を続けている飲食業界にあって、今後もどんどん雑務の量は増えていく。そんなとき、「V-Manage」による業務のシステム化は、助けになるはずです。「飲食店に、もうひとりのマネージャーを。」ぜひ、ご検討いただければ幸いです。

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https://v-manage.infomart.co.jp/

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