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品川に「WIRED TACOS CLUB TOKYO(ワイアードタコスクラブ)」がオープン。カフェ・カンパニー代表ブランド「WIRED CAFE」のタコスを主軸にした進化系業態

2月7日、品川に「WIRED TACOS CLUB TOKYO」がオープンした。カフェ・カンパニー(東京都渋谷区、代表取締役社長:奈良正徳氏)の代表ブランド「WIRED CAFE」から派生した新業態だ。「何を挟んでもいい懐の深さが魅力」のタコスを主軸に据え、メキシコの大皿料理「ファヒータ」から、穴子をはさんだ“江戸前”なタコス、石垣島のクラフトビール、東京産ハーブを使ったドリンクなど枠にとらわれない品々を打ち出す。創業から26年を迎える「WIRED CAFE」の新たな展開に注目だ。


1998年からカフェを起点としたコニュニティづくりを行ってきたカフェ・カンパニー

品川駅の高輪口、様々な飲食テナントが入る「ウィング高輪WESTⅡ」の2階にオープンした「WIRED TACOS CLUB TOKYO」。以前はカフェ・カンパニーが「WIRED CAFE Dining Lounge Wing 高輪店」として営業していた場所をリニューアルした。

カフェ・カンパニーはリクルートコスモス(現コスモスイニシア)や大前研一事務所を経た楠本修二郎氏が創業。1998年、渋谷と原宿を結ぶキャットストリートの開発からスタートした。当時は単なる遊歩道だった場所にカフェをつくり、現在の賑わいの礎を築いた。その後、同社の代表ブランドとなる「WIRED CAFE」をはじめ、カフェを起点とした「コミュニティの創造」となる事業を展開。現在は約80店舗のカフェを運営するほか、商業施設等のプロデュースや地域活性化事業も手がける。2021年8月には、「『食』を通じた心と身体の健康的な生活に貢献すること」を目的に、ロート製薬と資本業務提携を発表し、さらなる事業展開を行っている。

「つながり=WIRED」を意味する「WIRED」シリーズは、「WIRED CAFE」をはじめ、「WIRED KITCHEN」「WIRED CAFE GARDENS」などがある。そこに今回の「WIRED TACOS CLUB TOKYO」が新たに加わった。「WIRED CAFE」創業からのメンバーである同社運営統括本部の秋山 響氏は「タコスの魅力は、何を挟んでもいい懐の深さ」と話す。「今回、タコスを主軸にしたのは、もともとテックスメックス、メキシカンの料理を得意としていたこともあります。ただ、それ以上に『WIRED CAFE』は多様な文化が交差する場所でありたいというコンセプトがあり、どんなものも包み込んでくれるタコスはこの業態にぴったり。ですので、タコスだからと言って単なるメキシカンだけではなく、和素材などを組み入れたタコスなど、私達なりの自由な表現をしたいと考えています」とも。

品川プリンスホテル近くの「ウィング高輪WEST」内。多くの飲食テナントが並ぶ中にある

店内は「WIRED CAFE Dining Lounge Wing 高輪店」から全面改装。ミッドセンチュリー調の居心地の良い空間は2000年代のカフェブームを牽引してきたカフェ・カンパニーならでは

店舗データ

店名 WIRED TACOS CLUB TOKYO(ワイアードタコスクラブトーキョー)
住所 東京都港区高輪4-10-18 ウィング高輪WESTⅡ 2F

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アクセス 品川駅から徒歩3分
電話 03-5449-1028
営業時間 11:00~22:00
定休日 無休
坪数客数 50坪92席
客単価 ランチ1500円、ディナー4000円
運営会社 カフェ・カンパニー株式会社
オープン日 2025年2月7日
関連リンク WIRED TACOS CLUB TOKYO(Instagram)
関連リンク カフェ・カンパニー(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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