久米川に「炉端ましかく」がオープン。猿屋一家卒業生が西武新宿線のローカル駅でドミナント展開、今回は炉端を核としたアッパー居酒屋に挑戦！

初月は月商450万～500万円見込み。住所非公開のバーも開業し、お客の回遊を促す

オープンから間もないものの、既存店の知名度もあり地元を中心に集客し評判は上々とのこと。初月は月商450万～500万円を見込んでいる。

同社では7月には至近に住所非公開・紹介制のバー「『』（カギカッコ）」もオープンしている。銀座「リトルスミス」での経験があるバーテンダーが立ち、メニューはなくリクエストに応じてカクテルやウイスキーなどを提供し、1杯800円～。系列店からのはしご利用でチャージ500円をフリーとし、お客の回遊を促す。「都心のバーで終電を気にしながら飲むなら、都心よりも価格を抑えた店で終電後も楽しめる場を作りたかった。また、僕はもともとバーテンダー出身で、“バーテンダー出身の居酒屋オーナー”というのは周囲に少ないので、自身のアイデンティティとしてバーをやってみたかったというのもあります」と小池氏は話す。

最近ではSNSにも力を入れ始めたところだという。「参考にしているのは、猿屋一家の後輩でもある栗原 遼君の『猿乃拳』や『猿酔家』の投稿です。実際に力を入れ始めてからフォロワーも増え、集客効果も出ていると実感しています」と話す。SNSが得意なアルバイトスタッフを広報として採用し、全店舗のアカウント運用を一任している。今後の出店については「久米川エリアは頭打ちなので、次は他のエリアに今やっている業態を持っていけたら」と話す。

写真左から３番目が代表の小池健一氏。スタッフの皆さんと

（取材＝大関　まなみ）

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