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創業42年の老舗「大衆酒場ジャンプ」の二代目による新たな挑戦。「喫茶酒場 代官山ジャンプ」が開業。昭和レトロな喫茶に大衆酒場をハイブリット、1日を通して幅広い客層を獲得

6月8日、代官山に「喫茶酒場 代官山ジャンプ」がオープンした。代々木上原の老舗「大衆酒場ジャンプ」による新店舗だ。同店は長らく1店舗のみの運営だったが、昨年9月に原宿に「大衆酒場ジャンプ」を出店したのを皮切りに、今回の代官山出店、さらに7月にはラーメン店の出店予定も控えるなど、今後多様な業態の展開に乗り出した。舵取りをするのは、二代目の中島康善氏。「喫茶酒場 代官山ジャンプ」は、自身が好きだというカフェと、これまでやってきた酒場業態をハイブリット。カフェとして、大衆酒場として、さらにワインビストロとしても使える店で、1日を通して老若男女の幅広い客層を取り込む。


父の店を23歳で事業継承。結婚を機に、妻と力を合わせて新たなステージへ!

代々木上原で人気の老舗「大衆酒場ジャンプ」は、もともとは1978年に創業者の中島宏三氏が千駄ヶ谷で仕出し弁当と定食の「ジャンプ」をオープンしたのが始まりだ。その2年後、代々木上原の現在の場所に移転して居酒屋として営業を開始。今では地域の人を中心に多くのお客に愛される名店となった。15年前には、当時23歳だった息子の中島康善氏へと代表をバトンタッチしている。

今年で39歳となった二代目の中島氏。「父が『ジャンプ』を創業したのは私が生まれる前だったので、物心つく前から飲食店は身近なものでした。小さい頃から店の手伝いをしていましたし、店を継ぐのは自然な流れでした」と話す。それからもしばらくは「大衆酒場ジャンプ」1店舗のみで運営をしてきたが、2020年9月、創業41年目にして2店舗目となる「大衆酒場ジャンプ」を原宿の商業施設「JINGUMAE COMICHI」内に出店した。そして今回、「喫茶酒場 代官山ジャンプ」をオープン。昨年からの多店舗展開のきっかけは、中島氏の結婚だったという。「これまで私一人では1店舗を運営するのが精一杯でしたが、和食を中心に飲食で経験を積んできた妻の映美里と結婚したことで、2人で力を合わせれば、これまでにできなかった挑戦ができると考えたんです」。

代官山駅から徒歩3分のビル2階に立地。間口の広いテラス席は開放的な雰囲気で、換気もばっちり

店舗データ

店名 喫茶酒場 代官山ジャンプ
住所 東京都渋谷区代官山町13-4 セレサ代官山2階

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アクセス 代官山駅から徒歩3分
電話 03-6455-1815
営業時間 12:00~22:00(ランチメニューLO14:30)
定休日 月曜
坪数客数 30坪60席
客単価 喫茶1000~1500円、酒場2500~3500円
オープン日 2021年6月8日
関連リンク 喫茶酒場 代官山ジャンプ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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