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五反田にベーカリーカフェ「SAISON(セゾン)」がオープン。「大衆酒場ビートル」「まり花」などのプロダクトオブタイムの新業態、“朝食”のライフスタイルを提案

3月17日、五反田に「SAISON」がオープンした。運営は、大衆酒場やビストロなど多彩な飲食店を展開するプロダクトオブタイム(東京都品川区、代表:千 倫義氏)。サワードブレッド、タルティーヌ、マフィンを主力アイテムに、コーヒーにもこだわり朝食利用を主体としたアメリカンスタイルのベーカリーカフェだ。これまでアルコールを伴うディナー営業中心の業態を手掛けてきた同社だが、今回は昼の時間帯をメインにした業態に初挑戦。「地域に溶け込む店づくり」のモットーは変わらず、五反田で朝食文化というライフスタイルを提案していく。


学生時代を過ごしたアメリカで親しんだ、ベーカリーカフェの“朝食文化”をインスパイヤ

飲食業界の一大トレンド「ネオ大衆酒場」の先駆けとなった「大衆酒場ビートル」を筆頭に、クラフトビールのビストロ「クラフトマン」、大衆酒場とクラフトビールを掛け合わせた「まり花」など、多彩な業態を東京・神奈川・仙台で手掛けてきたプロダクトオブタイムが、初のベーカリーカフェに挑戦。五反田駅の東口から徒歩5分、ソニー通りから1本入った、以前は居酒屋だった路面の物件だ。「僕らが得意としているのは、こういう大通りから1本入った路地裏みたいな場所。居酒屋やビストロでなく、カフェだとしても同じ」と話すのは、代表の千 倫義氏。

高校、大学はアメリカで過ごした千氏。「アメリカではカフェで朝食の文化が定着していて、私も朝はカフェに立ち寄ってコーヒーとマフィンを買うのが日常でした。そんな思い出もあって、ベーカリーカフェはいつかやりたいと思っていました」と話す。物件との出合いで、その「いつか」に挑戦することになった。「最初は当社のヒット業態『まり花』をやろうとかと思いました。すでに完成している業態なので出店準備も楽だし、おそらく繁盛するだろうと思っていた。でも、それじゃつまらないよね、新しいことに挑戦したい、と思い直したんです」。

立ち上げにあたっては主要スタッフとともにアメリカ西海岸に飛び、いくつかのカフェを視察。「現地では日常に根付いた朝食カフェをたくさん見ました。それに倣ってアメリカの定番である、サワードブレッド、タルティーヌ、マフィンの3つのアイテムを主力に据え、朝には欠かせないコーヒーにもこだわった。朝食というライフスタイルを提案しながら、五反田の人たちが日常の中で使える店を目指しました」。

大通りから1本入った場所ではあるが、二面が取れる物件。周辺にはホテルやオフィス、マンションが立ち並ぶ。店名の「SAISON(セゾン)」は、千氏が好きなベルギービールの一つのスタイルである「セゾンビール」から

店舗データ

店名 SAISON(セゾン)
住所 東京都品川区東五反田2-8-3 五反田ASビル 1F

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アクセス 五反田駅から徒歩5分
電話 03-6721-7233
営業時間 8:00~20:00 ※火曜はレストランは休、ベーカリーとカフェは通常営業
定休日 月曜、火曜はレストランは休み
坪数客数 35坪21席
客単価 500~3500円
運営会社 株式会社プロダクトオブタイム
オープン日 2023年3月17日
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関連ページ SAISON(Instagram)
関連ページ プロダクトオブタイム(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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