アサヒスーパードライの注ぎ分けで人気の横浜・野毛「内田日和」の2号店！バー「八文字」が北千住に開業。ビールや日本酒を覚えたい若い世代に向け、最初の一歩となる店を目指す

目指すはお客にとっての「使い勝手の良いお店」。若い世代も訪れやすいよう工夫

販促や集客は抑えめで、Instagramでの発信程度に留めている「八文字」。オープン直後は「内田日和」からのお客が多かったが、現在は近隣住民や北千住での在勤者など30～40代の落ち着いた客層が増えてきたという。また北千住は大学も点在することから、佐藤氏は今後「若い世代にもっとビールや日本酒のおいしさや楽しさを知ってもらいたい」と言う。テーブルチャージやお通し代を取らず、全体的に抑えた価格設定にしているのもそういった理由からだ。「当店がお酒のおいしさや楽しみ方を知ることができる入口になれたら嬉しいですね。お客さんひとりひとりに使い勝手の良いお店になれたらと思っています」と話す。さらに2022年は宮古島で泡盛やサワーを主体とした3店舗目の開業準備を進めているとのこと。野毛、北千住、宮古島。それぞれの土地に馴染み、長く愛される店づくりを目指す。

「八文字」店主の佐藤史一氏。店名は末広がりの八を取り入れて「八文字」に。商売繁盛への願いも込められている

（取材＝田窪 綾）

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