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アサヒスーパードライの注ぎ分けで人気の横浜・野毛「内田日和」の2号店!バー「八文字」が北千住に開業。ビールや日本酒を覚えたい若い世代に向け、最初の一歩となる店を目指す

9月18日、北千住に麦酒×日本酒を掲げる「八文字」がオープンした。横浜・野毛のバー「内田日和」を運営する日和(神奈川県横浜市、代表:内田明周氏)が新しく手掛けた店舗で、アサヒスーパードライの3種注ぎ分けのほか、日本酒は味のタイプごとにジャンル分けした40種類前後を揃える。今回は、代表の内田氏とともに「内田日和」を創業した佐藤史一氏を店主として、佐藤氏自身が馴染みある北千住に2号店を出店。「ビールや日本酒をこれから覚えたい20代でも入りやすいように」とお通しやテーブルチャージは無くし、気軽に入れる価格設定が特徴。週替わりのポテトサラダほか、季節に応じて変わるつまみも日本酒に合わせた味付けで工夫を凝らす。


同僚と独立、専門特化を狙った「内田日和」の人気を受け2号店開業へ

JRや東京メトロほか、東武スカイスリーラインなど5路線が乗り入れする北千住駅。駅の西口は飲食店が多く立ち並ぶが、東口は戸建てやマンション中心の落ち着いた街並みが続く。その東口から歩くこと3分、商店街内にオープンしたのが「八文字」だ。

「八文字」で店主を務める佐藤史一氏は高校卒業後に飲食の道へ。スペイン料理店やパティスリー、ハンバーガー店など幅広い業態で調理・サービス両方の経験を積んだのち、英国風PUBチェーンの「HUB」で同僚だった内田明周氏と独立について意気投合。専門特化した店舗を一緒に立ち上げようと、まずはお互いの得意分野を身に着けるべくそれぞれ修業に励んだ。内田氏はビールの注ぎの名手・佐藤裕介氏に師事し、ビールの炭酸ガスを適度に抜きながら注ぎ香りや味わいを引き立たせる技法を会得。一方で佐藤氏は大塚の「ぐいのみ大」で約3年勤務し、日本酒への知見を深めたという。

その後2018年5月、横浜・野毛でビールと日本酒をウリとするバー「内田日和」を開業。内田氏の名前を店名に冠し、スーパードライの注ぎ分けが楽しめる店としても認知度を高めてきた。その3年後の2021年9月、2店舗目として今度は佐藤氏が主体となる「八文字」を開業。佐藤氏の得意分野を全面に出した同店ではビールの注ぎ分けはもちろん、日本酒もさまざまな楽しみ方ができるようになっている。

北千住駅東口から徒歩約3分、「学園西通り旭町商店街」内に立地。すぐそばには戸建てやマンションなどがあり、にぎやかな西口に比べ落ち着いた雰囲気がある

 

今回、北千住に出店したのは、佐藤氏にとってなじみ深い場所だったから。かつて西口近くにあったビール&ハンバーガーの店「蜂の巣」で約4年勤務した経験もあり、佐藤氏は「北千住は交通の利便性が高く、埼玉や千葉への中継点のような立ち位置でもあります。ただ、このエリアは飲食店は多いものの、都心にあるような専門特化店は少ない。落ち着いた雰囲気の東口で、こだわりを持つコンセプトの店ができたら面白いのではと選びました」と語る。

木目調で落ち着きのあるシックな店内。8席のカウンターメインで、店奥に2名掛け×2のテーブル席を配している

店舗データ

店名 八文字(はちもじ)
住所 東京都足立区千住旭町43-9

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アクセス 北千住駅東口から徒歩3分
電話 03-4400-5158
営業時間 平日 16:00〜23:00 (LO 22:00)、土日祝 15:00〜23:00(LO 22:00)
定休日 火曜
坪数客数 約10坪、カウンター8席、テーブル4席
客単価 約3000円
運営会社 日和株式会社
オープン日 2021年9月18日
関連リンク 八文字(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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