九州料理の活気ある大衆酒場として都心に展開中の繁盛店「九州 熱中屋」は6月、新橋・神田駅前の一等地に2店舗を連続オープン！

ダイヤモンドダイニングのグループ会社で「三丁目の勇太」や「新橋シャモロック酒場」など、都心を中心に飲食店を展開するゴールデンマジック（東京都港区、代表取締役：山本勇太氏）は6月4日、新橋駅前に「九州料理 熱中屋 新橋LIVE 追加公演」を、6月11日には神田駅ガード下に「九州料理 熱中屋 神田LIVE 」を連続オープンさせた。

旬の鮮魚と九州郷土料理を活気ある大衆酒場スタイルで提供する「九州 熱中屋」は、今回オープンした2店舗を含め、都心を中心に10店舗を展開する繁盛店。5年間で100店舗のオープンを目標に掲げる同社は、初年度目標となる20店舗もクリアして勢いに乗っている。新橋店は、今年2月オープンの「九州料理 熱中屋 新橋LIVE」と同じビル内の別フロアに偶然居抜き物件が出たため、満席により対応仕切れなかったお客様を誘導する意味で“追加公演”を出店するに至った。11日にオープンした神田店は、駅から歩いてすぐのガード下という好立地ということもあり、開店後すぐに満席になることも少なくないという。

同ブランドは、店名に“LIVE”という言葉が入っていることからも想像が付くように、ライブハウス感溢れる大衆酒場となっている。同社社長の山本勇太氏が音楽ユニット「CHAGE and ASKA」の大ファンということもあって、店内に設けられた複数のモニターには常にCHAGE and ASKAのライブ映像が映し出されている。この店内モニターは、宴会の際に使用することも可能で、どの席からも見えるように配慮されている。

メニューは概ね全店共通。大分県豊後水道の荒波にもまれ、身が締まって脂ののった「活豊後さば刺し」（980円）、こりこりとした食感に抜群の甘みを誇る「呼子名物 活イカ刺し」（10グラム148円）、数十種類の食材と調味料をブレンドした味わい深い種を特性薄皮に包んだ「博多名物 一口鉄板餃子」（1000円）の他、シーズンにより旬のものを提供するため、夏に向けては「ミニトマトの串揚げ」（280円）や「夏鰻の串焼き」（380円）などを揃えている。ドリンクは、生ビール（499円～）や日本酒（699円～）の他に、九州といえば本格焼酎であることから、グラス30銘柄（299円～）とボトル6種（1999円～）に加え、20種類の九州産果実酒（499円～）をラインナップし、約100種類を揃えた。同店のメニューには「チャゲアスハイボール」（499円）なるCHAGE and ASKAに関するものが盛り込まれており、従業員の制服の背中には “心の鍵を壊されても 無くせないものがある PRIDE”とプリントされているなど、ファンなら気付く仕掛けが他にもなされているそう。

30代から50代のサラリーマンをメインターゲットとしているため、都心を中心に出店を行っている同ブランドであるが、駒込や西大井といった近隣にたオフィスがあまりないエリアへの出店が成功していることから、今回も別業態での展開は考えなかった。今回はいずれも居抜き物件のため、初期コストが通常の3分の1程度で済んだが、このように条件の揃った居抜き物件が現在は都心部に出ることが多いため、常にアンテナを高くしている。

同社広報の亀田泰子さんは、「これまで青森や九州を中心とした地方食材にスポットを当てて取り組んできましたので、今後も新しいブランドを視野に入れながら、出店を考慮していきたいと思っています。激戦区といわれる注目エリア以外でもご家族での来店といった違った使い方をしていただき好評を得ているので、物件にマッチした業態を当てはめるなり、新業態を模索しながら5年で100店舗を目指して邁進していきたい」と語る。

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