渋谷・桜丘に「ぴち天」がオープン！名古屋で11店舗を展開するまつりグループが、エイジアキッチンとタッグを組んで寿司×天ぷら酒場でついに東京初上陸

20年越しの夢を叶え、ついに東京に初出店

近年、再開発が進む渋谷・桜丘町に誕生した「渋谷ぴち天」。“寿司と天ぷら”と聞くと格式張った店を想像し、つい身構えてしまうが、「ぴち天」のコンセプトは、「職人が握る寿司や天ぷらをカジュアル＆リーズナブルに楽しめる酒場」。東京初出店となる同店はビルの地階ながら天井が高く、開放感がある。“回らない寿司”の醍醐味であるカウンター席はあるが、サービスもアットホームで、肩肘張らずに食事が楽しめそうだ。

現在、名古屋を拠点に寿司、うなぎ、居酒屋など4業態11店舗を展開するまつりグループ。中でも「ぴち天」は、寿司と天ぷらが一度に食べられるとして人気の看板ブランドだ。20年以上前から東京進出の夢を抱いていたという飯田氏は、コロナ禍がようやく落ち着いたタイミングで、都内の中でもトレンドの発信地・渋谷での出店を果たした。「東京に土地勘も何もない自分が一人で一から店を作ったら、繁盛させるには時間がかかってしまう。英司君と一緒にやることで最短で繁盛店に導き、今後の展開に向けて裾野を広げられたらと思いました」と飯田氏。

渋谷駅西口から徒歩5分圏内と好立地の物件は、長年の友人でもある吉崎氏が見つけたのだとか。「僕自身も海外に出店した際に、遠隔で商売をする難しさを痛感しました。今回、2人で会社を立ち上げることで相乗効果が期待できると思いましたし、以前、この近くに出店したラーメン居酒屋『ももまる』も、名古屋を拠点とするじんまると当社のタッグで成功したことで勝算もありました。また、すぐ側には僕が運営に関わっている『太一』もあります。醤油や氷が足りない時は貸し借りしたり、お互いの料理を出前したりできるような関係になれたらいいなと思っているんです」と吉崎氏。

インバウンド需要を見据え、店外には英語表記の店名も。もちろん英語メニューも用意する

キッチンを囲むように設えたカウンターのほか、テーブル席も用意した

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