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西新宿に「めしやヒロキ倶楽部」がオープン。20代に人気の「酒場つむぎ堂 新宿店」に次ぐ2店舗目のコンセプトは“20~30代が初めて行く小料理屋”

4月3日、西新宿に「めしやヒロキ倶楽部」がオープンした。運営は川越や千葉にも店舗を展開するLINK STYLE (東京都新宿区)で、都内での出店は西新宿「酒場つむぎ堂 新宿店」に続く2店舗目。30代を迎える社員で構成された同社では、同世代が「初めて足を踏み入れる小料理屋」をコンセプトに、程よく高級感がありながらも、肩肘張らずに食事が楽しめる店づくりを目指した。


舌が肥えてきた同世代をターゲットにした“初めての小料理屋”

「めしやヒロキ倶楽部」があるのは新宿駅西口から徒歩5分、大通りから一本裏手に入った西新宿七丁目。居酒屋をはじめ、話題の飲食店がひしめくエリアだ。運営するLINK STYLEは、川越と千葉で展開する「個室居酒屋 鶏の吉助」、川越「ネオ大衆酒場 サワマル」を展開する。2022年3月に同じく西新宿七丁目にオープンした「酒場つむぎ堂 新宿店」は20代の若者を中心に瞬く間に評判となり、23坪で月商1400万円を売上げる繁盛店である。

同じエリアに出店した経緯について「30代を迎えた僕達の世代は、ちょうど美味しいものを食べに行き始める頃。ただ、本格的な料亭となると“一見さんお断り”のイメージが強かったり、入りにくいですよね。日々のブレストの中で、そんな同世代の人たちが気軽に入れる料理屋をやってみたいという話をしていました」と営業本部長の村野寛騎氏。かつて床屋だった14坪の物件は、同社がこれまでに手がけた店の中で最も小さいが、理想とする店ができるのではないかと考えた。

店作りにおいて掲げた2大テーマは“優しい”と“爽やか”。「日本酒を注文する際に漢字が読めないと、それだけで腰が引けてしまう人もいるでしょう。余計なストレスを感じることなく食事を楽しんでほしいんです」と、メニュー表の日本酒の銘柄にはすべてルビが振られている。

目の前で料理が作られるライブ感や、料理人との会話を楽しんでほしいという思いから、カウンター席を中心にテーブル席、掘りごたつ式の半個室を用意。カジュアルではありながらも、ゆったりと設けたカウンターや、和紙の壁紙、アンティークのインテリア等で高級感を演出した。

馬淵氏が得意とするマーケティングやWEB広告による集客に加え、SNSで話題になったことで、当初の狙い通り、ピークタイムを中心に同世代からの予約が殺到。一方で、ゆっくり食事を楽しみたいからと開店直後や遅い時間帯などを狙って訪れる常連客もついており、初月月商800万円を達成。現在も、順調に売上を伸ばしているという。

ガラス張りにしたことで、小料理屋に対する「入りにくい」イメージを半減。一方で、高級感のある雰囲気に惹かれて訪れる中高年層のファンも

寛ぎながら食事が楽しめるよう、カウンターも椅子もゆったりとした作り。友人やパートナーなど2名で訪れるお客が多いという

店舗データ

店名 めしや ヒロキ倶楽部(くらぶ) 新宿
住所 東京都新宿区西新宿7-12-24 第二小島ビル 1F

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アクセス 新宿駅から徒歩5分
電話 03-5937-1940
営業時間 月~金・祝前日17:00~24:00、土日祝日16:00~24:00(フード23:00、ドリンク23:30LO)
定休日 なし
坪数客数 14坪25席
客単価 5000~6000円
運営会社 株式会社LINK STYLE
オープン日 2023年4月3日
関連リンク 酒場つむぎ堂(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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