タイ料理の魅力にのめり込み、20代からタイ料理一筋
22歳の頃、アルバイトとして働き始めた「サイアム・タラート」で初めてタイ料理を口にしたという宮尾氏。これまでに見たことも味わったこともない食材や調味料の連続で、初めは戸惑ったものの、日本料理にはない甘・辛・酸・塩のバランスにすぐに夢中になり、店長や姉妹店「イサーン・キッチン」と2店舗を統括するマネージャーを任されるほどに。その間、タイ人スタッフとコミュニケーションを取るためにタイ語を学び、タイ全土を巡ってさまざまな料理を食べ歩いたという宮尾氏は「家庭料理も教わりましたし、タイの寺院で出家した経験も(笑)。この15年近くはタイと、タイ料理に人生を捧げています」と笑顔を見せる。
この頃から独立開業は視野に入れていたが、2019年に「タイ料理 コンロウ」が恵比寿店をオープンする際に誘われたのをきっかけに、立ち上げメンバーとして携わることに。やがて店が軌道に乗り始めた頃、社長の野中拓生氏が独立に向けて背中を押してくれたという。
初めて店を構える地として幡ヶ谷を選んだ理由は、小規模ながら「わざわざ足を運びたい」と思わせる店が点在することから。物件を探していたところ、新築ビルが建つことを知り即決した。駅からは徒歩5分、ビル2階という立地は一見不利にも思えるが「恵比寿の店も2階でしたし、しっかりとおいしいものを作って提供をすれば、多少時間はかかっても、お客さんは必ず来てくれると確信がありました」と宮尾氏。
店舗データ
店名 | タイ料理 ミャオミャオ |
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住所 | 東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-4 ザシティ渋谷幡ヶ谷2F |
アクセス | 京王線幡ヶ谷駅から徒歩5分 |
電話 | 03-6383-3222 |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~24:00(L.O.フード23:00、ドリンク23:30) |
定休日 | 水曜 |
坪数客数 | 15坪29席 |
客単価 | 4000円 |
オープン日 | 2022年1月11日 |
関連リンク | タイ料理 ミャオミャオ(Instagram) |