多彩な表現が可能で、テイクアウトにも向く「テリーヌ」に着目
店の顔に選んだのは「テリーヌ」だ。「フレンチでは定番の惣菜ですが、これにスポットを当てた店は少なく、あったとしても高級路線で手軽に購入しにくい。フレンチを展開する当社では、当然テリーヌも提供してきたので、それをブラッシュアップし専門店化し用途考えました。テリーヌなら肉や魚、野菜からデザートまで多彩な味わいを表現できるし、店内でワインとともに楽しめるほか、テイクアウトにも向くのも魅力。何より、パティスリーのようにショーケースにテリーヌが並んだ様子は訴求力があると思ったんです」と片寄氏は話す。
テリーヌは13~15品ほど用意。フレンチ、イタリアンの経験が長いシェフの石丸俊介氏を中心に考案し、毎日、一つ一つ丁寧に仕込んでいるという。定番の「パテ・ド・カンパーニュ」(700円 ※店内価格。テリーヌのテイクアウト価格は-100円、以下同)から、彩り豊かな野菜が詰まった「自然野野菜10種のテリーヌ」(1000円)、「サーモンマリネのサワークリームのテリーヌ」(900円)、一番人気の「鴨のフォアグラとイチジクのテリーヌ」(1200円)など。これらは店頭のショーケースに並べ、オープンの11時半からテイクアウトで販売する。
17時からはビストロとして店内営業も開始。テリーヌに加えて幅広いフレンチの品々を揃えている。「マッシュルームと菊芋のサラダ」(800円)、「オニオングラタンスープ」(800円)、「自家製ソーセージ スパイス風味」(1200円)などの前菜・温菜に、「シンプルなチーズリゾット」(1000円)をはじめ「フォアグラリゾット」(1800円)といったリゾットが充実。メインには「愛媛産真鯛のポワレ」や「国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」(1900円)などの肉や魚を揃える。一部の品を除き、テリーヌ以外もテイクアウトでも購入できる。
ドリンクのウリは日本ワインと自然派ワイン。泡・赤・白・ロゼ・オレンジまでグラスで常時15種類(650円~)に、ボトルは100種類超を揃え3750円~。浅草橋の「VectorBeer」で醸造した同社オリジナルのクラフトビール「セッションIPAネルソンソーヴィン」(1/2pint 650円、pint 1000円)もオススメの1杯で、クラフトビールフリークがわざわざこれをめがけて来店することもあるという。それ以外には「生ビール ハートランド」(600円)や「ホワイトホース スコッチハイボール」(600円)や各種カクテルなど。ノンアルコールワインやジュース、コーヒーなどソフトドリンクも用意している。
店舗データ
店名 | atelier de terrine maison okei(アトリエ ド テリーヌ メゾン オケイ) |
---|---|
住所 | 東京都世田谷区豪徳寺1-45-9 |
アクセス | 豪徳寺駅・山下駅から徒歩1分 |
電話 | 03-6413-0112 |
営業時間 | テイクアウト11:30~22:00、ディナー17:00~22:00 |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 17坪30席 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社okey |
オープン日 | 2021年8月9日 |
関連リンク | Viva! okei(記事) |
関連リンク | おけい屋(記事) |
関連リンク | atelier de terrine maison okei(Instagram) |