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前代未聞!?うなぎを自分で焼く体験型エンターテイメント酒場「自分焼き ウナギノボリ」が渋谷にオープン。居酒屋を中心に30店舗超を展開するエヌイーエスが新たな食文化を提案

6月22日、渋谷・道玄坂に「自分焼き ウナギノボリ」がオープンした。うなぎを看板にした酒場だが、同店では「うなぎの自分焼き」という新しいスタイルを打ち出している。本来は職人が焼き上げるうなぎを、まるで焼肉のように、客席に設置されたロースターでお客自らが自分好みの焼き加減で楽しむ業態だ。仕掛けるのは、渋谷を中心に30店舗超の居酒屋を運営するエヌイーエス。前代未聞の体験型エンターテイメント酒場として、新しい食文化を提案する。


焼肉居抜きのロースター活用を考えた結果、「うなぎの自分焼き」にたどり着く

エヌイーエス(東京都渋谷区、代表取締役:山口義成氏)は、「恋文酒場かっぱ」「やむなし」などのネオ酒場を中心に30店舗超の直営に加え、串カツ業態「串猿」のFC展開を行う飲食企業だ。同社の新業態「自分焼き ウナギノボリ」は、渋谷マークシティ裏の坂を上った先に佇むビルの1階と2階で営業する。

この業態開発は物件ありきだ。元は焼肉店だったという同物件が出てきたところ、渋谷でドミナント展開する同社が契約した。「居抜きで客席にはロースター設備があったので、これを生かす業態にしたかった。ただ、焼肉店は他にもあるし、ロースターを使いつつ何か違った切り口の店がいいなと考えていました」と代表の山口氏。「うなぎの自分焼き」の発想については、「単純にうなぎが好きだったから。うなぎを自分で焼いたら面白いのでは?と思い付いたんです。最近はコロナの影響からうなぎ業態を始める飲食企業も多いようですが、うちは全く戦略なんてありません。そもそも『うなぎの自分焼き』が成立するかどうかもわからない。とにかく試行錯誤でやってみよう、と始めました」と笑う。

運営はエヌイーエスの子会社である上居酒屋(東京都渋谷区)が担当。名古屋の「和食・酒亭 神田さくま」などの和食店を直営しており、同社の職人が和食の技術を生かし、試行錯誤しながら「うなぎの自分焼き」のメニューを作り上げている。

渋谷マークシティ裏、道玄坂を上った先に佇むビルの1~2階で営業する

焼肉店の居抜きだった店内は、木やタイルを貼り替えて「美味しいものが出てくる焼き物酒場」のイメージでリノベーションした。1階はカウンター席と奥にボックス席、2階はテーブル席が並び、大人数にも対応できる

店舗データ

店名 自分焼き ウナギノボリ
住所 東京都渋谷区道玄坂1-17-4 道玄坂ビル 1F・2F

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アクセス 渋谷駅・神泉駅から各徒歩5分
電話 03-6455-0615
営業時間 14:00~23:00
定休日 日曜
坪数客数 18坪29席
客単価 3500~4000円
運営会社 上居酒屋株式会社(エヌイーエス株式会社の子会社)
オープン日 2021年6月22日
関連リンク オモウツボ(記事)
関連リンク 自分焼き ウナギノボリ(Instagram)
関連リンク エヌイーエス(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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