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看板もない神楽坂の新星中華バル「jiubar」は実力派。確かな味を新しいスタイルで楽しませる大人の隠れ家

普段は閉ざされている入り口の鉄の扉の内側はおしゃれな空間だ
シンプルでハイセンスな空間に木の肌合いが優しく落ち着いた雰囲気を醸す。窓を飾る街路樹がまるで絵のようだ
左より「チャイナガール」、「パクチーモヒート」、「自家製レモンベースのレモンサワー」
手前左より時計回りに「酢豚」、「SOUZAIサラダ」、そしておすすめの「ジュウバーの肉団子」
左:シェフの天野勝文氏。右:笑顔の爽やかな店主の川上武美氏

老舗銘店をはじめとして数多くの飲食店が集まる大人の街、食通の街として名高い神楽坂。そんな人気の街で看板も出さない隠れ家、中華バル「jiubar(ジュウバー)」が4月10日、密かにオープンした。中華一筋の若き店主、川上武美氏が作る新感覚の中華料理を、お酒と共に気軽に楽しむことをコンセプトに日々通える新しいスタイルの中華バル。

チェーン系から個店まで様々な飲食店や物販店が賑わいを見せる、神楽坂のメイン通りである早稲田通りの中程、エレベーターもないビルの3階に店を構える。見過ごしてしまうような階段を上がり迎えるのは、看板もなく無骨な閉ざされた鉄扉だけ。この扉の向こうに、モダンでおしゃれなバル空間が広がっていることなど誰も想像がつくまい。実はこの店のメインターゲットは、仕事で頑張る30代のビジネスウーマン。そんな彼女達が一日の終わりを一人でもゆっくりと憩える場所にしたく、神楽坂にありながら、あえて古いビルの3階にひっそりと構えている。深夜3時までの営業もまた、終電を気にせずにくつろいで欲しいからとの想いがこもる。誰もが思い浮かべるような中華要素のない、白を基調にナチュラルな木の肌感が活きる環境は居心地のよい優しい空気を醸している。

川上氏一押しのおすすめ「肉団子」(680円)をはじめ、メニューには「春巻き」(580円)、「酢豚」(1200円)など馴染みある料理名が並ぶ。しかしその実「肉団子」は四川の伝統的な調味料、魚香(ユイシャン)と青山椒が香り、ビールやワインが進む大人のテイスト。「酢豚」は豚肉とサツマイモだけの透明な餡が絡む、シンプルでいて味わい深いテイストだ。また「モツの麻辣煮込み」(780円)、「焼きキャベツの回鍋肉」(1380円)、「中華屋のカレー」(680円)といったエッジを効かせた一品もメニューに並ぶ。どれもベーシックであって新しい中華、自由で斬新さが息づく料理である。それは長年、本格中華を修行してきた川上氏だからこそ可能なのである。中国語の酒場「jiubar」に由来するように、バルポジションの中華らしくスパークリングワインをはじめ赤白ワイン併せ、7種類がグラス(680円〜)で楽しめる。焼酎にレモンを漬けた自家製レモンベースを炭酸で割った「レモンサワー」(680円)や「パクチモヒート」(680円)といった爽やかなタイプも人気だ。ほか「ウィスキー」(680円〜780円)、「甕出し紹興酒」(680円)と多様な志向に対応している。

実はこの店、体にやさしい中華料理をコンセプトにした中華料理の銘店、「希須林」(希須林、東京都港区、代表取締役:小澤孝太氏)が立ち上げた新しい価値に根ざす店である。代表の小澤氏は、運営する既存の希須淋ブランドに頼らず、個店のように店主の実力で勝負する店作りを目指したものなのだ。そこには同社で働く誰もが、楽しく仕事ができる新しい職場作りと、上下関係に寄らない信頼関係の構築がある。そんな代表も認めた川上氏は、新しい立場に挑戦しながらも自分なりの店造りを楽しんでいるという。あえてオープン告知や宣伝もせず、口コミを主体に広げていくという静かでいて力強い想いが、同店の存在感をより大きくしていくのだろう。そして今後も、同店のような中華の伸びしろを次世代に繋げ、広げていく同社のスタンスに期待である。

(取材=にしやま とみ子)

店舗データ

店名 jiubar
住所 東京都新宿区神楽坂2-12神楽坂ビル3F
アクセス JR・地下鉄各線 飯田橋駅、神楽坂駅から徒歩2分
電話 03-6265-0848
営業時間 18:00〜03:00(L.O.02:00)
定休日 日・祝
坪数客数 18坪・19席
客単価 3800円
運営会社 株式会社希須林
オープン日 2017年4月10日
関連リンク 希須林(HP)

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