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間借りから実店舗へ!亀戸に「Crisp!(くりすぷ)」がオープン。3種類の揚げ方が選べるアジフライを看板に、フレンチや和食、酒販店の経験を持つ店主が営むワンオペ酒場


黄金アジや林SPFなどの厳選素材に、フレンチや和食の技法を取り入れた品々

営業はランチとディナーの二部制。ディナーではアラカルトとコース、2通りの利用が可能だ。アラカルトでは、“看板娘”と謳う品のひとつ、「シンプルなアジフライ」(990円)が何よりの自慢。揚げ物専門店での経験はないものの、フレンチや和食の技法を生かしながら石井氏なりに完成させた唯一無二のアジフライだ。アジは「脂がのって甘みや旨味の強く、刺身で食べても美味しい」(石井氏)という千葉産の「黄金アジ」を使用(天候などの影響により変更の場合あり)。揚げ方は「レア」「ミディアム」「ウェルダン」の3種類から選べるのがポイントで、「フレンチの火入れの技術を応用しています」と石井氏。

アジと双璧を成すのが、石井氏が「これ以上に美味しい豚を知らない」と太鼓判を押す千葉・木更津の平野養豚場のブランド豚、「林SPF」を使ったメニュー。イチオシが「炭火薫るメンチカツ」(990円)。「フレンチではリエットやパテドカンパーニュなど挽肉の加工品が多いので、その発想からつくったつまみ的一品です」と石井氏は話す。

アジフライ以外にも黄金アジを使った料理を展開し、例えば、アジのたたきに卵白を加えて「ふわとろ」な食感の「『名物』ふわとろなめろう」(990円)など。なめろう一つとっても創意工夫の光る品が目白押しだ。ほか、千葉・山武の「サンバファーム」の無農薬野菜を使ったサラダや漬物、“なるべく早く出したい”と銘打ったクイックメニューに、ワインに合うチーズのアテ、〆のごはんものや麺、デザートまで様々な料理を用意する。

コース利用は、八寸から刺身やお椀、メインにはアジフライやトンカツ、〆のリゾット、デザートまでのおまかせコース(11000円)などで、予約をする場合はコース利用のみを受け付けている。ランチは「アジなフライ定食」(1980円)と「平野さんの厚切りとんかつ定食」(1980円)の2種類の定食をそれぞれ限定10食で提供する。

「シンプルなアジフライ」、写真は「ウェルダン」。新鮮なアジを塩で脱水したのち特製だれに一晩漬けて水分量を調節。オーダーごとに「中屋パン粉」の特注パン粉を付け、米油とコーン油のブレンドでサクッと軽い食感に揚げる。「魚臭さやパサパサ感のない、これまでの概念を覆すアジフライです」と石井氏は胸を張る

店舗データ

店名 Crisp!(くりすぷ)
住所 東京都江東区亀戸6-26-5

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アクセス 東京都江東区亀戸6-26-5
電話 亀戸駅から徒歩3分
営業時間 【水】18:00~22:30(L.O 21:30)、【木~日】12:00~14:30(L.O 14:00)、18:00~22:30(L.O 21:30)
定休日 月曜、火曜(祝日は営業し、その代休を取る場合あり)
坪数客数 12坪18席
客単価 ディナー6000円
オープン日 2023年9月1日
関連リンク Crisp!(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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