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「もつ焼でん」創業メンバーが独立、高級住宅街・尾山台で異彩を放つ大衆酒場「もつ焼たいじ」。“街に求められていた店”として、地域住民で大盛況


「でん」内田氏に倣い、毎日芝浦へ。鮮度にこだわる串は売り切れ御免、ドリンクの人気は「梅割り」

串は日替わりで約20種類をラインナップし、1本180円。一部、希少部位や仕込みに手間のかかるものは240円だ。内田氏に倣って浦野氏も毎日芝浦へと足を運び、その日に捌いた「デイゼロ」の豚の内臓肉にこだわって仕入れる。「特にレバーやチレは絶対にデイゼロ。数に限りがあり売り切れてしまうこともありますが、鮮度は譲れません」と話す。浦野氏いわく「内臓はすべて食べられる」と、多くは捨てられてしまう部位も独自に名前を付けて提供することもしばしばあるという。「例えば、ハツの周りについているスジを『ハツスジ』と名付けて提供しています。はごたえがあって美味しいんですよ」と話す。

串以外のサイドメニューも。「刺身」と呼ぶ低温調理の内臓刺しは「レバ刺し」「はつ刺し」「さがり刺し」などで各520円。煮込みは2種類を用意し、タン下とこめかみをメインに塩味で煮込む「もつ煮込み」(580円)と、横隔膜を使った醤油味の「豚すじ煮込み」(420円)。「でん」では煮込みは牛の内臓だが、同店では煮込みも豚の内臓で作る。「もつ焼でん」でも人気の梅酢に漬けた「酢豆腐」(350円)や、ショートパスタのフジッリで作る「マカロニサラダ」(350円)といった一品料理もラインナップする。

ドリンクは何より「梅割り」(390円)が出るという。もつ焼き店の定番、焼酎を梅エキスで割ったものだ。「『尾山台で梅割りが飲めるなんて!』と喜んでくれるお客様がいて、やっぱりここで店をやってよかったと思います」と浦野氏は笑顔を見せる。そのほか、「生ビール アサヒマルエフ」(550円)、チューハイやお茶割りなどは390円~。ドリンクのナカを、金宮焼酎をシャリシャリに凍らせたいわゆる“シャリキン”の宝焼酎バージョン「シャリタカ」(+100円)にすることも可能だ。

写真は「ちれ」。串のラインナップは仕入れにより日替わり。店内にその日の串を書いた札が並ぶ。串は品切れになり次第、札を裏返していく

刺身の「レバ刺し」。新鮮なレバーを低温調理。絶妙な食感が楽しめる

店舗データ

店名 もつ焼たいじ
住所 東京都世田谷区尾山台3-10-9

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アクセス 尾山台駅から徒歩5分
電話 03-6809-8955
営業時間 【月~金】17:00〜22:00(LO21:30)【土】14:00~売切次第終了
定休日 日曜、火曜、不定休
坪数客数 12坪22席
客単価 2800円
オープン日 2023年11月17日
関連リンク もつ焼たいじ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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