バー要素を打ち出したひと手間をかけたオリジナルサワーに、自然派ワインが推し
ドリンクはバー的要素を打ち出している。バーテンダー経験のある店長の金子良太氏を中心に、居酒屋定番のサワーやチューハイにひと手間かけたオリジナルドリンクが充実。グラスの縁に燻製塩を付けたソルティドック風の「燻塩レモンサワー」(650円)や、自家製のスパイスシロップを割った「金子コーラ酎」(650円)など。「自家製アイリッシュコーヒー」(650円)といったカクテルも。「ひと昔前の流行りのリバイバル」の考えはドリンクにも取り入れ、「昔のダイニングバーなどの定番だった」(當山氏)というブルーキュラソーやジンフィーターを使ったドリンクも置く。ブルーキュラソーにレモンを漬け込んだ「青のレモンサワー」(630円)、ジンフィーターにショウガやスパイスを漬け込んだ「ジンジャーレモンサワー」(630円)など。それ以外には「生ビール」(580円)はキリン一番搾り、本格焼酎や国産ラムは7品600円~。既存店は日本酒を充実させていたが、同店では置かず、代わりに自然派ワインのグラスを用意。1杯800円~で泡・白・赤・オレンジなど常時8品ほど。「思ったよりワインが出るので驚いています。ワインに寄せたつまみも意識的にラインナップしていますし、中華っぽいつまみも多いので、いま流行りの中華×ワインのペアリングも楽しんでほしい」と當山氏は話す。
想定単価は5000円ほど。近くの「アタル」が4500円、「タチアタル」が2500円に対して同店は空中階の隠れ家的な立地であることから、やや高めに設定。「既存2店のドリンクが1杯550~580円に対し、今回はグラスをスノースタイルにしたり、仕上げにスパイスを散らしたりと手数を多くかけているぶん、1杯650円を中心に設定しました。席配置もゆとりを持っています」と當山氏。既存店とは異なるニーズを吸収したい狙いだ。「バー品質のお酒を揃えているので、ドリンクだけでも十分に満足できるはず。遅い時間帯などは2軒目のバー利用も取り込みたいですね」とも話す。
店舗データ
店名 | ジャンソーアタル |
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住所 | 東京都足立区千住1-33-11 上野ビル 2F |
アクセス | 北千住駅から徒歩3分 |
電話 | 03-5284-9010 |
営業時間 | 16:00~23:30 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 17坪30席+立ち飲み4人程度 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社トーヤーマン |
オープン日 | 2021年12月3日 |
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