トレンドを意識しマス層を狙いつつ、洋のエッセンスでオリジナリティを加えた大衆酒場的つまみが揃う
「今までは自然派ワインなどの一部のコアなファンを狙った業態をやっていましたが、一度、トレンドを意識しとことんマスに向けたものに挑戦してみたかった」と岩崎氏。ほぼ一新したメニューは、洋のエッセンスをさりげなく加えた大衆酒場的つまみが揃う。名物の「串ホルモン」(1本220円/税込、以下同)はカウンター前に設置する鍋に煮てシズル感を演出。洋のエッセンスを意識し、トマト出汁で煮ているのがポイントだ。岩崎氏が福岡出身であることから、「博多名物炊き餃子」(990円)、「ゴマカンパチ」(1078円)といった博多料理も多数用意。特に人気の「生とろ鯵フライ」(1枚528円)は、刺身で食べても美味しいというアジを使用。中は生でありながら外の衣がカリッとした食感が特徴で、1日80~90個仕込んでも売り切れるという。岩崎氏と親交のある渋谷「博多もつ鍋 鉄板焼き お汐井」からレシピを伝授された「渋谷お汐井の黒豚とろ玉」(495円)といったコラボメニューも用意。〆にオススメなのは「ウニボナーラうどん」(1518円)。「バスクチーズケーキ」(440円)などデザートまで抜かりない。
ドリンクは「客層を狭めたくなかったので、幅広く用意した」と岩崎氏が言う通り、ビールからサワー、ワイン、日本酒までバリエーション豊か。生ビールは「サントリーモルツ」(638円)と「ブリュードッグ Punk IPA」(990円)の2種類に、「鶯印のどぶろく」と「サントリーモルツ」を合わせた「どぶビール」(792円)のようなユニークな品も用意。ローズマリーやミントとレモンを漬けた「金宮リモンチェッロのレモンサワー」(660円)をはじめ、「梅干しサワー」(660円)、「緑茶ハイ」(550円)、「濃厚豆乳ハイ」(605円)など各種チューハイ・お茶割りも充実。特に人気は「季節限定あらごしサワー」(各種825円)で、取材時は「苺」と「マンゴー」の2種を用意。色鮮やかなフローズンフルーツをのせたビジュアルは、写真を撮るお客も多いという。瓶サワーはコダマや東京飲料など、各種583円、中308円、外330円。自然派ワインも充実し、グラスは常時6~7品(770円~)で、前業態のワイン好きの常連も、リニューアル後も変わらず楽しめる。その他、日本酒、焼酎、果実酒など全方位に対応する構成だ。
店舗データ
店名 | 大衆酒場ネオトーキョー |
---|---|
住所 | 東京都世田谷区太子堂3-15-5 バナナビル 1F |
アクセス | 三軒茶屋駅から徒歩6分 |
電話 | 03-5432-9150 |
営業時間 | 18:00~翌2:00(LO翌1:00) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 11坪21席+テラス4席 |
客単価 | 4000円 |
運営会社 | 株式会社SLICK |
オープン日 | 2021年7月6日 |
関連リンク | 大衆酒場ネオトーキョー(Instagram) |