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“業態は自ら作ることこそが面白い”。スティルフーズが東京で8年ぶりとなる本格的イタリアンレストラン「BIANCA(ビアンカ)」を3月2日、表参道のGYRE(ジャイル)4Fにオープン!

実に8年ぶりとなる本格的イタリアンレストラン「BIANCA」を都内でオープンするスティルフーズの鈴木氏
表参道の美しいけやき並木を望むテラス。パリやミラノにあるオープンカフェのように白いクロスの敷かれたテーブルが並ぶ
木目と白が印象的な明るい店内。おしゃれな大人が集う洗練された空間を演出
彩り豊かなパスタ「菜の花のオレキエッテ」。もちもちした食感が特徴の自家製麺を使っている

(取材=中川 美希)


熟成肉ステーキ人気の先駆けとなる「37 Steakhouse&Bar」やナポリピッツァの名店「PIZZERIA1830」など数多くのヒット店舗を生み、東京のレストランシーンを牽引してきたスティルフーズ(東京都港区、代表取締役:鈴木成和氏)。同社は都内で8年ぶりとなる本格的イタリアンレストラン「BIANCA(ビアンカ)」を表参道のGYRE(ジャイル)4Fに3月2日オープンする。今回はスティルフーズにとって23店舗目の新店。出店地はラグジュアリーブランドが立ち並び、世界に誇るファッションストリートとして進化して来た表参道の中心。1FにはCHANELやBVLGARIといった一流ブランドが軒を連ね、一際異彩を放つ商業施設「GYRE(ジャイル)」の4F。ポルトガル料理店の跡が見違えるように明るく、開放的な空間へと生まれ変わっている。「原宿は今までの実績から、飲食店の成立が難しい立地だととらえていた。でも、一目でこのテラスに惚れ込んだ」と鈴木氏。ここを初めて訪れたのは昨年の春。新緑のけやき並木を見晴らすこのテラスは「表参道のどこの店にも類を見ないものだった」と思ったそうだ。そこで「イタリアンレストランを再びオープンしよう」と考えたのは、一斉を風靡したイタリアンの名店「IL PINOLO(イルピノーロ)」を手放した後も、「イタリアンレストランをやってほしい」と熱望する各方面からの声が後押ししたからだという。「BIANCA」とはイタリア語で“白”を意味する。パリのモンテーニュ通りにあるカフェ「l’AVENUE」のように、テラスのテーブルに白いクロスを敷き、全体的なイメージを白に統一することで「おしゃれな大人が集う洗練された空間」へと昇華させたかったという想いからだ。鈴木氏による店舗全体のプロデュース、また内装設計を手掛けたエイジの佐藤一郎氏によるデザインによって見事にその理想像を実現している。「業態は自ら作ることこそが面白い」と鈴木氏。ビジョンや方向性を指し示した上でキャスティングしたシェフやスタッフ、取引業者の力を最大限引き出すのが鈴木氏流だ。コンセプトは、「オーセンティックな北イタリア料理とワインを楽しめるリストランテ」。東京のレストランシーンではシシリア等、南イタリアの料理を扱う店が多い中、ピエモンテやトスカーナを始めとした洗練された北イタリア料理をフィーチャーした。「北イタリア料理の伝統を感じてもらえるように」と料理長には北イタリア出身のファブリッツィオ・オッル氏を起用。同氏はイタリアのホテルで料理人人生をスタートさせた後、かつての「IL PINOLO」東麻布本店や「ルクソール」で経験を重ね、直近はリストランテ「ビーチェ」の副料理長まで務めた人物だ。副料理長には汐留のリストランテ「ビーチェ」の料理長と銀座の「アルマーニ リストランテ」の副料理長を歴任した小木曽浩和氏。ホールマネージャーはイタリアワインの知識に長け、「IL PINOLO」銀座店の支配人や「アルマーニ リストランテ」のサービス責任者を歴任した佐藤祐造氏と、鈴木氏が信頼を置く一流メンバー揃い。北イタリアと言えば、魚介や肉、トリュフ、ポルチーニ、チーズ、バターといった食材の宝庫。「BIANCA」では、それら食材の旨みを最大限に活かしている。前菜は、北イタリア料理の定番である「イタリア産生ハム サラミの盛り合わせ」や直輸入した「プーリア産 ブッラータチーズ トマトとバジリコ」、もちもちとした食感が特長の自家製麺を使った「菜の花のオレキエッテ」や「タリアテッレ トマトソース リコッタセッカのアクセント」といった彩り豊かなパスタ。メインディッシュは「真鯛のオーブン焼き ドライトマトと共に」や「牛ロースのタリアータ パルミジャーノチーズとホワイトバルサミコビネガーで」とハーブを活かした魚介や肉料理が展開される。デザートはエスプレッソのこくとマスカルポーネチーズのコンビネーションが絶妙な「クラシックスタイルのティラミス」や、蜂蜜の自然の甘みたっぷりの「オーガニックハワイアンホワイトハニーのパンナコッタ」がおすすめ。平日のランチタイムには、ランチセット(1200円~)と前菜・パスタ・メインディッシュ・デザートを選べるBIANCAランチコース(2800円)を用意。土日には2種のランチコース(2500円~)を提供する。ティータイムには、カフェと自家製デザートをカジュアルに。ディナータイムには、2種のプリフィックスコース(3800円、5800円)とアラカルトメニューを提供する。(3月19日まではコースメニューのみの展開。3月20日以降アラカルトメニューもスタートする予定)北イタリアを満喫できるメニュー。スティルフーズが得意とする「どんなシーンにも適応する演出」がここでも発揮されている。今まさに、再び新たな伝説のレストランが幕を開けようとしている。

店舗データ

店名 BIANCA(ビアンカ)
住所 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4階

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アクセス 東京メトロ明治神宮前駅より徒歩4分、表参道駅より徒歩7分、
JR原宿駅より徒歩7分
電話 03-6418-6771
営業時間 ランチ・カフェ11:30~17:30
(ランチ:平日L.O.14:30、土日祝L.O.16:30)
ディナー 17:30~23:30(L.O.22:30)
定休日 不定休(GYREに準じる)
坪数客数 65坪・94席(店内54席、個室10席、テラス30席)
客単価 ランチ1500円、ディナー5000円
運営会社 株式会社スティルフーズ
関連リンク BIANCA
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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