ヘッドライン

今注目のイーストエリア・秋葉原で、ワインマーケットをリードするグループの新業態! 2011年12月24日にオープンしたワインバル「Sante(サンテ)」が話題!

特注のワインセラーを設えたカウンター席。スタッフとのワイン談義が楽しめる
シンプルモダンなデザインでいて、ナチュラル感のある空間が居心地良い
「牛ホホ肉赤ワイン煮グラタン」に合わせるのは、ボルドーブレンドのしっかりとした赤ワイン
右が吉山千恵氏。ソムリエであり店の責任者。左がシェフの伊東佑樹氏

(取材=西山 登美子)


秋葉原と言えば、一般的に知られる西口の観光イメージが大きい。しかし、東口は、超大手をはじめとした中規模から地場まで多くの企業が集まり、今後さらに発展が注目されるオフィス街エリアである。JR、つくばエクスプレス、東京メトロの秋葉原駅、さらには都営線岩本町駅、新御徒町駅と多方面へのアクセスにも優れ、超高層ビルの建設も進んでいる。そんなビジネスエリアをバックにオープンしたのがワインバル「sante(サンテ)」である。浅草橋エリアと秋葉原を繋ぐ通りに建つ、ビジネスホテルの1階に店を構える。ウッドな素材感をベースに、黒をアクセントカラーとした、シンプルモダンなカジュアル環境は、周辺にはないおしゃれな雰囲気を醸し出している。 店がある通りをはじめとして、東口エリアのほとんどは、サラリーマンの多さを反映してか、典型的な居酒屋や大衆酒場が軒を連ねている。そんな古典的とも言える酒場エリアのなかで、「サンテ」は秋葉原にはない“新しいワイン専門店”として話題沸騰中だ。実は同店、同じ東口で和食とワインの店「葡萄屋」、和ビストロ「ぶどう」と、ワイン業態をドミナントに展開し、秋葉原のワインマーケットをリードするグループの新業態。当然ながらその信頼感は高い。「新店では、今まで以上により多くの人にワインを気軽に親しんで欲しいと、カジュアルなスタイルで楽しめるワインに特化した専門業態にしました」と全店を統括する福永氏は語る。 グラスでいろいろなタイプを楽しむスタイル、ボトルでしっかりと飲むスタイルと、その日の気分や人数、状況に合わせた使いこなしのできる店になっている。ワインの仕入れを担当し、店の責任者でもあるソムリエールの吉山氏は、オーダー時に2~3本のボトルを持って客と向き合うことを基本としている。同店のワインリストには品種の記載がない。と言うのも“ワインを通してコミュニケーションを持つこと”を信条としている吉山氏のこだわりからだ。さらに、品種イメージに固定されないスタイルで、ワインを楽しんで欲しいとの思いも込める。驚くほど手頃な価格から提供されるワインはどれも確かなクオリティである。 リストに載るワインは白20種、赤26種、スパークリング5種。価格は1900~4900円まで、2500円、2900円、3300円、3900円、4500円と、選びやすいように細かく刻むという分りやすく明快なメニューリストだ。日替わりで提供されるグラスは350円からで、600円台を中心に950円までとなるが、希望によってはリストに載らないワインも楽しめるという。また、コアな品種や高額ワイン、シャンパンなどのボトルは他2店舗と連携。ワイン業態に特化した“ドミナント展開”のメリットが活きる店づくりとなっている。ワインの他はビールとワインカクテルに絞り、専門性を明確にしている。料理はフレンチ出身の伊東シェフが提供。「鴨のリエット」(350円)、「自家製キッシュ」(500円)、王道の「牛バラ肉の赤ワイン煮」(1250円)から「気まぐれのシェフパスタ」(950円)まで、ワインが美味しくすすむ料理を展開する。 待ち合わせから、1次会、2次会、帰り際の立寄りまで“身近にワインを感じることができる店”がコンセプト。「フレンドリーであっても、ラフになりすぎない接客を心がけています」と語る吉山氏。そんな彼女の姿勢が、客に伝わるのだろうか、時には客同士で仲良くなることも珍しくないという。カウンターでスタッフとコミュニケーションを楽しみながら、あれこれとグラスワインを飲むにも、おススメの一軒だ。

店舗データ

店名 sante
住所 東京都千代田区神田佐久間町3-37 ホテルフレンド1階

 >> GoogleMap見る

アクセス 東京メトロ日比谷線秋葉原駅より徒歩2分、JR秋葉原駅より徒歩3分
電話 03-3865-0004
営業時間 17:30~24:00
定休日 日曜・祝日
坪数客数 13坪・35席
客単価 3000円
運営会社 三葉工業株式会社
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集