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無農薬野菜×国産クラフトビールのカジュアルオーガニックレストラン「CRAFT&FARMERS」が6月22日、新百合ヶ丘エルミロードにオープン

華やかなオープンキッチンとカウンターが人目を引くエントランス。店舗デザインはバランス株式会社の栗栖裕樹氏が担当
縦に細長い店内とテラス部分を開閉式のガラス窓で仕切り、全体の奥行きを演出。全94席という規模は同社にとって新たな挑戦でもある
「有機野菜のバーニャカウダ」1280円と、日替わりのクラフトビール10タップのなかから好みのものを3つ選べる「3種飲み比べセット」1200円(値段はいずれも税抜き)
香ばしく焦げ目をつけた約25センチの特大ソーセージ「自家製ソーセージグリル」1280円と、カットフルーツやオーガニック野菜を盛り込んで香りの深みを引き立たせた「FARMERS ハイボール」500円
ニコカンパニー代表の平野良輔氏(写真右)と店長の喜納太輝氏(写真左)

小田急線新宿駅から快速急行で約20分。区画整理事業に伴う大型開発で利便性の高い街づくりが進み、1998年には国土交通省の「都市景観100選」を受賞したことでも知られる新百合ヶ丘駅。現在、一日の乗降客数は12万5千人に上り、団塊ジュニア世代のファミリー層が憧れる”いつか住みたい街”のひとつとして知られている。そんな新百合ヶ丘駅から徒歩1分の商業施設「エルミロード」内に、6月22日、カジュアルオーガニックレストラン「CRAFT&FARMERS(クラフト&ファーマーズ)」がオープンする。経営は、日本酒バル「Tokyo Rice Wine(トウキョウ ライス ワイン)」を新百合ヶ丘駅前の商店街「マプレ」内やたまプラーザなどに展開しているニコカンパニー(神奈川県川崎市宮前区、代表取締役:平野良輔氏)。今回、神奈川県内で4店舗目となるドミナント展開のステップを、注目の新業態でスタートさせた。

ニコカンパニー代表の平野良輔氏は、大手飲食企業や飲食系経営コンサルティング会社を経て、2014年6月に創業店舗となる「Tokyo Rice Wine」新百合ヶ丘店をオープン。”飲食を通して日本のいいものを伝える”をテーマに、約30種類取り揃えた純米酒をグラスワインで提供し、伝統に培われた日本酒の持つ魅力を「日本酒バル」というスタイリッシュな形で再提案してみせた。そんな同店は、可処分所得の高いサラリーマン層が数多く住みながら、個店の飲食店という受け皿が圧倒的に少なかった新百合ヶ丘で瞬く間にヒット。その後、街として類似した性格を持つたまプラーザに続き、海老名にも出店を果たし、創業から3年間で立て続けに3店舗出店という快進撃をみせている。

今回の出店は、エルミロード5階のレストランフロア一部リニューアルに伴うもの。飲食企業としての規模は大きいとはいえない同社だが、「Tokyo Rice Wine」での着実な歩みに対する地元の信頼を味方に、テナントのテラス部分を活かした「開放的で健康的な食事体験」を提案して実現を勝ち取った。この新業態で訴求する”日本のいいもの”は、日替わりで常時約10タップを用意する樽生の国産クラフトビールと、季節ごとに提携農家や業者から仕入れるオーガニック野菜、そして無化調料理の数々。クラフトビールでは、地ビール独歩の「ピーチピルス」や大山Gビールのピルスナー、志賀高原ビールのIPA(いずれもグラス650円、パイント950円)のほか、7月からは島根県石見麦酒と提携し「CRAFT&FARMERS」オリジナルのクラフトビール「新百合マダム」を発売し、独自性をアピールする。そのほか、「無農薬レモンサワー」(550円)やオーガニックのグラスワイン(480円~)、「有機オレンジジュースのシンデレラ」(550円)や「自家製ジンジャーエール」(480円)に「有機コーヒー」(450円)など、ノンアルコールカクテルや紅茶、コーヒー各種もオーガニックものを中心に幅広く用意している。

フードメニューのスペシャリテは、島根県産のノドグロを原価度外視で提供する一日5食限定の「ノドグロのアクアパッツァ」(1980円)や、日替わりの有機無農薬野菜7種類を濃厚なソースで楽しむ「有機野菜のバーニャカウダ」(1280円)、牛・豚・鶏を盛り合わせた「お肉の3種盛り」(2680円)、「大海老カダイフ巻き」(一本720円)など。そのほか「クラフトビールで煮込んだキーマカレー」(980円)やパスタ、揚げ物、サラダ、ハンバーガー各種を取り揃え、「キッズプレート」730円や、「鶏白レバーのパテ」(580円)といったアペタイザーやフィンガーフード(各480円~)、デザート(480円~)も充実。ドリンク、フードメニュー共に、一日を通してメインターゲットである30~50代の女性層、いわゆる”しんゆりマダム”のニーズに応えた使い勝手の良い業態となっている。

「(トウキョウ)ライスワインをオープンしていなかったら、今回の業態には絶対に挑戦できていない」と語る平野氏。創業から3年間で新百合ヶ丘のマーケットを熟知し、”街が求めているもの”を肌感覚で体得するに至ったのと同時に、比較的アッパーな住宅街に寄り添う郊外店の成功要因として「アルコールで差別化を図るだけでなく、料理の完成度を可能な限り高め続けること」そして「きちんと客付けができる経験豊富なホールとキッチンスタッフを配備し、継続して育てていくこと」を学んだ。今秋には「Tokyo Rice Wine」新百合ヶ丘店の隣に新店のオープンを予定しており、さらに来年秋には神奈川県内の駅前商業施設に出店を計画。「お客様から”地元にこんなお店が欲しかった”といっていただくと、緊張もしますがやはり嬉しい。時には厳しい意見も頂きますが、さまざまな期待に応えたいと思えば複数の業態が必要になり、ある程度の資本力が求められてきます」と語る。今後は、向こう5年間で売り上げ10億を目指し、「ニコカンパニーらしい労働環境の改善とは何か」を課題に据えてスタッフへのフィードバックを高めながら、新たなステージで挑戦の幅を広げることを目標にしている。

(取材=中村 結)

店舗データ

店名 CRAFT & FARMERS(クラフト&ファーマーズ)
住所 神奈川県 川崎市麻生区上麻生1-4-1新百合ヶ丘エルミロード5F
アクセス 小田急線新百合ヶ丘駅から徒歩1分
電話 070-6561-2862
営業時間 11:00〜22:30
定休日 施設に準じる
坪数客数 59坪(店内29坪+テラス30坪) 94席(店内54席+テラス40席)
客単価 ランチ 1200円 ディナー2500~3000円
運営会社 株式会社ニコカンパニー
オープン日 2017年6月22日
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