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全国にナナズグリーンティーを展開する七葉が考える「お茶+日本食+ワイン」とは?自由が丘に「nanaha 草(ナナハ ソウ)」が、7月28日オープン!

店内への入り口は、1階から階段を降りた先に。天井が高く広めのアプローチは、店への期待が一層高まる
天井から吊るされる白い大きなオブジェは、茶碗をイメージしたそうだ。店のコンセプトに沿った演出も面白い
ゆったりと広めに配置されたカウンター。お茶を連想させる座面のカラーが同店らしいアクセントに

抹茶・緑茶など、お茶を通じて日本の伝統・文化を今の時代に合った「新しい日本のカタチ」として提案する七葉(東京都世田谷区、代表取締役社長 朽網一人氏)の「nana’s green tea(ナナズグリーンティー)」。今や商業施設を中心としてFCも含め全国に50店舗以上を有し、上海への海外出店も行なう同社。その始まりは、自由が丘「nanaha」という和カフェであった。長い時間の中で育まれた日本の良き文化であり、日本料理の原点とも通ずる「お茶」を軸に、現代人になじみやすいカフェとしてオープンした。原点に立ち返り、お茶の現代的スタイルと、質の高い日本食をワインと一緒に楽しむ新たな業態開発に乗り出したのが、7月28日、自由が丘にオープンした「nanaha 草(ナナハ ソウ)」である。 お茶の世界でいう「真・行・草」。もっとも格式の高い“真”、少しくずしたものが“行”、もっともくずしたものを“草”と表現するが、その概念を同店のコンセプトに用いている。お茶を飲むにしても、作法や儀礼を忠実に守るのではなく、もっと自由に型にはまらず、貪欲に美味しさと食の喜びを追求しようという心が店名に込められた。その自由の大きな象徴が“ワイン”である。 もともと自由が丘のワインバーで働いていたソムリエの糠信(ぬかのぶ)さんがオーナーと出会い、店の立ち上げに携わるよう誘われたのが、「日本食+ワイン」をコンセプトにしたきっかけだったという。ワインはボトルで80種ほど用意。価格は3900~32000円と実に幅広い。「立地のせいでしょうか。この界隈のお客様はグランヴァンを頼まれる方もいらっしゃいます。どんな要望にも応えられるよう、幅を持たせています」と糠信さん。グラスではシャンパン(1500円)、スパークリング(700円)から、赤・白ワインは日替わりも含め5~6種ほど、ロゼも1種、常時用意している。ヨーロッパやニューワールドはもちろん、日本産も“若い造り手”のワインにフォーカスを当てたり、白身魚や白米など繊細な日本食の味わいを損ねないワイン選びには、糠信さんのこだわりが表れている。 食事は和食・洋食と異なるキャリアを持つ料理人がタッグを組み、季節・旬を意識した食材選びと、職人ならではの巧みなテクニックを用いた料理を展開している。素材を軸に、部位による味わいの違い、種類による食べ方の提案、調理法による印象の広がりなどの工夫も垣間見られる。例えば、イカの沖漬であれば「肝をたのしむするめイカ」(450円)「身をたのしむ真イカ」(650円)といった具合に。これらには「シチリアの白ワインやシェリーがよく合う」と糠信さん。さらに、活イカを船上で特製ダレに漬け込んだ「沖漬」は、店で仕込んだタレを、現地までわざわざ送っているというこだわりよう。また、同店の料理長が長い時間をかけて口説きおとしたという「共水うなぎ」をつかった「うなぎ 白焼 たれ焼」は腹側(1400円)と尾側(1600円)を指定できるのが面白い。他の飲食店ではめったにお目にかかれないというから、頼まずにはいられない。このほか、山梨県の小林牧場で飼育された甲州牛の「牛肉のロースト」(2300円)など肉もお薦め。ワインの搾りかすや、とうもろこしを飼料に育った牛でサシが少ないが柔らかい肉質が特徴だ。和歌山県の猪と豚の掛け合わせ「猪豚のテリーヌ」(1200円)、「猪豚のロールキャベツ」(1000円)も気になるところ。今後はジビエにも挑戦するという。 あくまで素材を最大限生かす料理スタイルに、決して派手さはないのだが、その控えめな美学がいかにも日本的だ。しかし、日本的要素だけにしばられるのでなく、ワインという食中酒との合わせをもって新しい日本の「草」スタイル、文化の広がりを見出した同社の展開には、今後さらに期待をよせたいと思う。

(取材=小野 茜)

店舗データ

店名 nanaha 草(ナナハ ソウ)
住所 東京都目黒区自由が丘2-9-15 ユレカビルB1F
アクセス 東急東横線 自由が丘駅より徒歩5分
電話 03-3718-0300
営業時間 11:30~25:00
定休日 無休
坪数客数 60坪・55席
客単価 昼1500、夜6000~7000円

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