「原宿牡蠣屋 TokyoSeafood」がオープン。「スパイラル」はじめ牡蠣業態に強みを持つフォースターの最新店舗が話題の施設「ハラカド」に出店！

大手デベ施設に出店し、ブランド、採用の強化

東急不動産による複合施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」。表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の一角に位置し、高円寺の銭湯「小杉湯原宿」やさまざまな物販店、クリエイター関連施設などが入る話題のスポットだ。5階は飲食フロアとなっており、その一角にあるのが「原宿牡蠣屋 TokyoSeafood」だ。

運営のフォースターは、グローバルダイニング、フードスコープ、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、ダイヤモンドダイニングといった名だたる飲食企業で経験を積んできた浅妻 亮氏が2013年に創業。創業店である渋谷「スパイラル」をはじめ、その近隣に位置する「エス スパイラル」や「牡蠣と和食。Ikkoku」、ほぼ新宿のれん街と沖縄国際通りのれん街で展開する「ヤキガキヤ」など、牡蠣業態を中心に展開し、今回の「原宿牡蠣屋 TokyoSeafood」を含め現在は8店舗体制だ。

今回の開業の経緯について浅妻氏はこう話す。「大手デベロッパーの商業施設に出店したいと考えていたところ、東急不動産からオファーをもらいました。商業施設では、すでに渋谷パルコに『スパイラル』（現在は「渋谷 牡蠣屋」にリニューアル）を出店していますが、大手不動産企業の施設に出店することで、会社のブランド力が上がり採用にもつながると感じています」。

創業時から牡蠣にこだわってきた同社。「牡蠣が当社の一番の強みではあるのですが、今後は牡蠣に限らず幅広いシーフードを軸に業態を作り、牡蠣以外の強みも増やしたい」と話す。「原宿牡蠣屋 TokyoSeafood」はインバウンドも意識し、和食の調理法をベースに、牡蠣をはじめとした海鮮を楽しめる店とした。業態づくりにおいては、元ダイヤモンドダイニングの河内哲也氏（TIME SHOWER PLANNING代表）がプロデューサーとしてメニュー監修などを行った。

「ハラカド」5階の飲食フロアに立地。他、イタリアンイノベーションクッチーナの「TOKYO MEAT酒場」や、代々木上原の大衆酒場「ジャンプ」の新店「居酒屋スタンド ジャンプ」、原宿で人気の町中華「紫金飯店」などが出店している。写真は厨房を備えたメインカウンター。紺色ののれんや提灯で和を感じさせながらも、原宿らしいポップな印象を与える内装デザインを意識した

奥には大きな牡蠣モチーフのアートが飾られたテーブル席も配備

店舗データ