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惜しまれつつ閉店した渋谷の「酒呑気まるこ」が移転オープン!進化した店づくりに注目。同時にベトナムにジンギスカン店をオープン、海外進出も果たす


人材確保も視野にベトナムに大衆ジンギスカン酒場をオープン

住宅街であることから、大きな告知はせずにひっそりとオープン。「シークレットオープンならぬ、しれ~っとオープンです(笑)」(小嶋氏)とのこと。「道玄坂の店舗では、“場所が便利だから”と来てくれるお客様もいました。そういったお客様は離れてしまうかもしれませんが、桜丘だから来てくれるお客様、また場所ではなく“この店が好き”と来てくれるお客様を新たに集めていきたい」と意気込む。

オープンから4か月ほど。「このエリアの人は思ったよりちょい飲みしないですね。長居してその分単価が500円ほど高くなっている」。今後は「サクラステージ」内のテナントが順次開業していくことや、再開発により新たな通路の開通もあり、人流増加が期待できるという。「現在の売上は前店舗の7~8割ほどになってきている。いい流れできているので、ここからだと思います」と小嶋氏。

また、去年12月には小嶋氏個人と、千葉や立川で居酒屋を展開するJAPSY(千葉県千葉市、代表:蟻川 優氏)との共同出資でベトナム・ホーチミンに「Genghis Khan HITSUJI Vietnam」をオープンしている。昨今の人材難を受け、将来的にはベトナムで採用した人材に日本の店舗で活躍してもらうことも視野に入れてのことだ。業態については、「ベトナムにない業態をやりたかった。一時期、浜松町の『座魚場まるこ』でジンギスカンの限定営業をしていて仕入れルートやノウハウがあったので、大衆ジンギスカンに。向こうの人は氷入りビールを好み、あまりビール自体をキンキンに冷やして飲む習慣がないのですが、『Genghis Khan HITSUJI Vietnam』では氷を入れずにキンキンに冷やしたビールとジンギスカンを気軽に楽しめる店にしました」。いずれは「まるこ」のような大衆酒場業態もできたら、と考えているという。昨年3月に高円寺にオープンした定食を打ち出した食堂酒場業態「米のこじま」の展開も模索中だ。

コジマ笑店の代表、小嶋崇嗣氏。「じぃま」の愛称で親しまれている

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 酒呑気まるこ
住所 東京都渋谷区鶯谷町4-1 1F

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アクセス 渋谷駅から徒歩6分
電話 03-5784-1626
営業時間 【平日】16:00〜23:00【土】13:00〜23:00【日】13:00〜22:30
定休日 無休
坪数客数 15坪40席弱
客単価 3500円
運営会社 株式会社コジマ笑店
オープン日 2023年9月30日
関連リンク 米のこじま(記事)
関連リンク 座魚場まるこ(記事)
関連リンク 酒呑気まるこ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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