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高田馬場に「Fry家(フライや)」が開業。“少量多種”でフライを楽しむコースを提供。とんかつの名店「成蔵」跡と注目度抜群の立地で、StyLeがあたためていた新業態を仕掛ける!


次はフライのノウハウを生かした「うまい、安い、早い」の業態?

グランドオープンは10月1日だが、急な混雑回避とオペレーションを慣らす目的で9月下旬からひっそりとソフトオープンを開始した。大きな販促はしていないが狙い通り口コミが広がり、グランドオープン初日は朝9時から行列が絶えなかったという。“少量多種”のフライに対するお客の反応もよく、特にソフトオープン時にとんかつに強いインフルエンサーに好意的に紹介されたことで集客に弾みがついた。

もともと同社は鹿児島で「とんかつと、しゃぶしゃぶ。黒豚ふくや」を出店したことが始まりだ。「鹿児島で地域一番の繁盛店を作りたいと考え、鹿児島で大繁盛している店を見ると、ネームバリューのある観光客向けのとんかつやしゃぶしゃぶの店が多かった。そこで、ネームバリューでなく商品力を磨いてそれらの店を超えようと2020年12月に出店したのが『とんかつと、しゃぶしゃぶ。黒豚ふくや』。続いて去年10月には「とんかつ 黒田」も鹿児島に出店。つい先日、『とんかつ 黒田』の食べログの点数がエリアで一番になりました」と石川氏。そこからとんかつをはじめとする揚げ物の知見が貯まり、この「Fry家」の構想も膨らんでいったという。

この「fry家」の横展開は考えてはいないと石川氏は言うが、次は同店で培ったフライのノウハウを生かし、「うまい、安い、早い」の展開型のミックスフライ業態も考えているという。

写真手前左端がStyLe代表の石川瑛祐氏、カウンター内左端が、日本やスイスの和食店でミシュランを獲得した経験もある料理長の西山道泰氏、スタッフの皆さんと。石川氏はsubLimeを経て独立。M&Aも積極的に行い、創業から10年で80店舗超を展開する急成長企業だ

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 Fry家(フライや)
住所 東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル B1F

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アクセス 高田馬場駅から徒歩3分
電話 03-3200-0565
営業時間 ランチ11:00~15:00(LO14:00)、ディナー17:30~22:00(最終入店21:00、LO21:30。ロングコースは19:45最終受付)
定休日 不定休
坪数客数 13坪16席
客単価 ランチ2000円、ディナー8000~1万円
運営会社 株式会社StyLe
オープン日 2023年10月1日
関連リンク 青山一丁目たぬき(記事)
関連リンク StyLe(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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