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高田馬場に「Fry家(フライや)」が開業。“少量多種”でフライを楽しむコースを提供。とんかつの名店「成蔵」跡と注目度抜群の立地で、StyLeがあたためていた新業態を仕掛ける!

10月1日、高田馬場に「Fry家」がオープンした。運営は全国で飲食店を約80店舗展開するStyLe(東京都渋谷区、代表:石川瑛祐氏)。ロースやささみなどの肉、魚や野菜など様々なフライを、少量ずつ多くの種類をコース仕立てで提供するフライ専門店だ。とんかつの名店「成蔵」跡地という話題性の高い立地で勝負する。


StyLe流、「ゴールデン番組」と「深夜番組」から成る業態ポートフォリオとは?

食事業態から大衆酒場、高級割烹まで多彩な業態を展開するStyLe。同社の展開する業態は例えるなら「ゴールデン番組」枠と「深夜番組」枠から成るという。「ゴールデン番組」枠とは、大衆に受け入れられるチェーン店色のある業態。こちらで収益を確保しつつ、一方の「深夜番組」枠はニッチなニーズをとらえる業態で、業態づくりの力を磨いていく。そんなポートフォリオで成長し続ける同社だが、今回オープンした「Fry家」は「深夜番組」枠だ。

場所はとんかつの名店として知られる「成蔵」跡地。「あの『成蔵』跡にまた新たにとんかつを出す店ができた!となれば絶対に話題になる、と物件情報を見つけるや否や、すぐに取得に動きました」と話すのは、StyLe代表の石川瑛祐氏。この業態の構想は以前からあったといい、物件との出合いで出店が結実した。「天ぷらのように色々な種類をちょっとずつ味わえるフライの店があったらいいなと思っていました。今の時代は大皿で一種類の料理を楽しむよりも色々な種類をちょっとずつ、“少量多種”が好まれる時代だと感じています。まだそういう店はなく、物件のチャンスがあればやりたいと思っていました」と話す。とんかつ店の居抜きゆえ、揚げ物の設備は整っており、内装もそのまま活用。初期投資はほとんどかからなかったという。地下1階で視認性が悪いぶん家賃も手ごろだったことも決め手だ。

高田馬場駅から徒歩3分ほどのつつじ通り沿い。地下1階の目的性の高い立地だ

店内は「成蔵」時代からほぼ手を加えていないという

店舗データ

店名 Fry家(フライや)
住所 東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル B1F

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アクセス 高田馬場駅から徒歩3分
電話 03-3200-0565
営業時間 ランチ11:00~15:00(LO14:00)、ディナー17:30~22:00(最終入店21:00、LO21:30。ロングコースは19:45最終受付)
定休日 不定休
坪数客数 13坪16席
客単価 ランチ2000円、ディナー8000~1万円
運営会社 株式会社StyLe
オープン日 2023年10月1日
関連リンク 青山一丁目たぬき(記事)
関連リンク StyLe(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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