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32歳の若手経営者・やる気カンパニー山本氏の最新店舗は“ありそうでなかった鉄板焼業態”。新宿御苑に「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」がオープン

3月3日、新宿御苑に「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」がオープンした。「鉄板居酒屋でちょっと贅沢に」をコンセプトにした客単価7000~8000円の店で、従来の高級鉄板焼とも大衆鉄板焼とも異なる新タイプの鉄板焼業態だ。運営するのはやる気カンパニー(東京都港区)で、代表の山本高史氏は32歳の若手経営者。山本氏は同じ新宿御苑で新タイプのおでん業態、「博多おでんと自然薯 よかよか堂」を15坪・月商900~1000万円と大繁盛させており、そのすぐ近くに出店した「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」も大いに注目を集めそうだ。


高級店と大衆店の中間で、居酒屋づかいできる鉄板焼業態

やる気カンパニーの代表・山本高史氏は徳島県出身で、19歳の時に上京。3年後、「山本のハンバーグ」(東京・赤坂)の業務委託を請け負う形で独立を果たした。現在、32歳と若い山本氏だが、22歳で独立を果たしているので飲食店経営歴は今年で10年に及ぶ。その間、天ぷら串業態の「山本家」を赤坂、新宿御苑、恵比寿、八重洲に出店して成長を遂げ、2021年9月には新宿御苑に「博多おでんと自然薯 よかよか堂」を出店。今回紹介する「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」は同社の7店舗目に当たる。

山本氏は、妻・志穂さんとともに独自の業態を作り上げてきた。「山本家」は一本ずつ多彩な味付けを工夫したオリジナルの天ぷら串を提供。「博多おでんと自然薯 よかよか堂」も、一般的な盛り合わせのおでんではなく、一皿ごとに異なる味わいに仕立てる「一皿おでん」を売りにしているのが斬新だ。そんな着眼点の新しさが「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」でも発揮されており、山本氏はその特徴や狙いについて以下のように説明する。

「鉄板焼の業態は高級店と大衆店に分かれ、その中間の業態が少ないんです。しかも、メニューが画一的です。高級鉄板焼であればアワビ、伊勢エビ、ステーキなどをコースで提供するのがお決まりで、大衆鉄板焼はお好み焼や焼そばなど、どれも味付けが似ていて飽きやすい。もっとアラカルトの多彩なメニューが充実していて、居酒屋づかいできる鉄板焼業態があってもいいのではないかと考えました」。こうした発想から開発したのが「小皿鉄板」だ。

新宿御苑駅から徒歩3分ほどの場所に立地。オフィス街だが、近隣マンションに住むファミリーなどの利用もある

店舗データ

店名 博多小皿鉄板 べっぴんしゃん
住所 東京都新宿区新宿1-31-16 ヤノビル 1F

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アクセス 新宿御苑前駅2番出口から徒歩3分
電話 03-6457-7887
営業時間 平日17:00~23:00、土日15:00~23:00
定休日 月・火
坪数客数 20坪42席
客単価 7000~8000円
運営会社 株式会社やる気カンパニー
オープン日 2023年3月3日
関連リンク 博多小皿鉄板 べっぴんしゃん(Instagram)
関連リンク やる気カンパニー(HP)
関連ページ 博多おでんと自然薯 よかよか堂(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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