楽で10年修業、37か月連続で前年比月商を上回り、売上を2倍にした実績を残す
横浜有数の飲み屋街と知られる野毛。「呑毛笑店ゑぶり亭”」といえばそんな野毛エリアの繁盛店として知られる居酒屋だ。運営の笑veryday(エブリデイ、神奈川県横浜市)代表の小木泰輔氏が楽コーポレーションで働き始めたのは18歳、大学1年生の頃、先輩に誘われて始めたアルバイトだったが、21歳になる頃には大学を辞め、同社の社員となる。町田の「まんま屋 汁べゑ」をはじめ、渋谷や恵比寿、吉祥寺の店舗で活躍。特に店長を務めた恵比寿の「サカバ ゑびす堂」では、前年比売上を37か月連続で更新し続け、500万円だった月商を倍の1000万円にまで伸ばす実績を残した。合計で10年にわたり同社で経験を積み、独立準備のため卒業。「当初は恵比寿や代官山、自由が丘で独立しようと考えていましたが、なかなか思うような物件が見つからなかった。それなら、楽卒業生がまだ出店していない横浜はどうだろうか?横浜の飲み屋街と言えば野毛だろう、とゆかりのない野毛で物件を探しました。近隣には赤レンガ倉庫やみなとみらいなど人が集まる施設も多く、開発が進んでいた横浜の街にポテンシャルを感じたのも理由です」と小木氏。奇跡的な縁に恵まれ、24坪と想定以上の広さがあるものの家賃の手ごろな物件に巡り合う。「当時は人通りが少ない場所でしたが、むしろそうした場所で革命を起こしたい、今まで野毛になかった店を作りたい、という思いから契約しました」。それが2018年にオープンした「呑毛笑店ゑぶり亭”」だ。
オープン当初、集まったスタッフは高校生アルバイトが中心で右腕となる社員がおらず、50席の大箱を小木氏一人で営業する日も度々あるなど、苦労も多かったという。「最初の3年はくすぶっていましたね」と振り返るが、やがて努力が実を結び、現在「呑毛笑店ゑぶり亭”」の月商は800万~1000万円。次第にスタッフが増え、彼ら彼女らの活躍の場を作ろうと、2020年には「ヨコハマ笑店 ゑぶり亭”」もオープンし、そちらの月商は17坪で500万~900万円。業績は堅調に伸び、現在は4名の社員を抱えるまでに成長した。
店舗データ
店名 | ゑぶり場亭"(エブリバディ) |
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住所 | 横浜・野毛、詳細は非公開 |
営業時間 | 18:00~LO23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 4坪8席 |
客単価 | 6000~1万5000円 |
運営会社 | 株式会社笑veryday |
オープン日 | 2022年10月16日 |
関連リンク | ゑぶり場亭"(Instagram) |