岡山発の餃子専門店「餃子世界東京」が水道橋に開業。皮も餡も手作りの本格餃子がウリ、音楽やアートなどイベント要素を盛り込み、リアルなコミュニケーションの場に

今は岡山の店の再建に注力しつつ、ゆくゆくは海外進出も視野に

1月のオープンからおよそ5か月が経ち、連日多くのお客が訪れている「餃子世界東京」。「神楽坂ワイン食堂 ビストロ entraide」との料理コラボイベントや、新進気鋭アーティストを呼ぶ音楽イベントなども次々開催。2021年8月には渋谷「PARCO」にて初の個展を、同年12月には渋谷「hotel koe tokyo」 にて、東京では初となる音楽イベントを開催した。「家賃の10倍」と掲げた売上目標もクリアし、徐々に東京での存在感を示し始めている。

今後について守屋氏は「まずは岡山店の復活に年内は注力し、その後は台湾やパリ、ニューヨークへの海外進出も視野に入れています。台湾はゲストハウス付きの餃子専門店にしようと、今計画を練っているところです」と笑顔を見せる。

「食べる」と「交わる」から成り立つ「餃」の字のように、餃子を介してさまざまな人をつなげる場になりそうだ。

オーナーの守屋直記氏（左）と店長の小林純平氏。守屋氏は餃子の作り方だけでなく、気持ち良い接客についても日々追求し、スタッフと共有しているという

渋谷「PARCO」で開催された「〜餃子世界と13人のクリエイター展〜」

渋谷「hotel koe tokyo」 にて開催された音楽イベントの様子

（取材＝田窪 綾）

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