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葛西で人気の居酒屋「かんぱい家」が、豚料理に特化した「豚のかんぱい家 西葛西店」を開業。昼飲みを全面に打ち出した店舗づくりで、地元密着型の店舗展開を広げる!

2月11日、西葛西に「豚のかんぱい家 西葛西店」が開業した。運営のG-vision(東京都江戸川区、代表取締役:伊藤穣二氏)は、2018年に創業、「かんぱい家 西葛西本店」と「かんぱい家 葛西店」を運営する。今回は、「普段使いをできる、リーズナブルな酒場」という本店のコンセプトを活かしつつ、同じ西葛西での出店ということで、豚肉料理を中心とした品書きで差別化。コロナ禍以降増加の傾向がみられる昼飲みに焦点を当てた店づくりで、今後、視野に入れているドミナント戦略に向けて引き出しの数を増やしている。


葛西・西葛西でドミナント展開。コロナ禍で出店したラーメン食堂で苦戦するも業態変更で乗り切る

地下鉄東西線西葛西駅を出て、高架沿いの道を少し歩くと見えてくる白い提灯。大きく書かれた「昼から飲んで何が悪い?」の文字に、ふっと笑みがこぼれる。「コロナ禍で昼飲みの需要が増えていることももちろんだし、『お酒を飲むことは悪いことではない』という、ちょっとした反骨心もあります(笑)」と、代表取締役の伊藤穣二氏は語る。

伊藤氏は都内を中心に多店舗・多業種を展開する居酒屋グループで調理やオペレーション、業態開発、店舗展開といった幅広い経験を積み、2018年に西葛西で独立第一号店となる『かんぱい家 西葛西本店』を開業。地元である西葛西という立地を鑑みて、「毎日通うことができる大衆居酒屋」を業態として選んだ。「立地に合わせた業態を作るのは得意なんです。会社に勤めていた時、ハレの日に使うお店と普段使いのお店の両方を経験していたことが大きかったですね」と語る。

開業後、12坪の店内ですぐに月商400万円を安定的に叩き出せる店舗に成長し、2020年には「かんぱい家」の2号店を計画。開業準備が整うも、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令し、居酒屋業態に逆風が吹く。状況を鑑みた伊藤氏は「かんぱい家」ではなく、食事利用に特化した業態「らーめん食堂 まっしぐら」を6月に開業。しかし、思ったような売上が立たず、わずか2ヶ月後の8月には、当初の目的通り「かんぱい家 葛西店」に業態変更した。伊藤氏は、短期間での路線変更について「『まっしぐら』は、食事メインでありながら飲み客も取り込む狙いがあったのですが、結果的にそのコンセプトが中途半端だったのだと思います」と、語る。結果的にこの方向転換は功を奏し、「かんぱい家 葛西店」は売上が向上した。

独特の形状の窓が目を引く店舗外観。「夜はこの通り、真っ暗なんです。少しでも明るくしたいなと思って」

店舗データ

店名 豚のかんぱい家 西葛西店
住所 東京都江戸川区西葛西6-15-11

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アクセス 地下鉄東西線西葛西駅から徒歩2分
電話 03-6808-3391
営業時間 12:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 約17坪30席
客単価 3000円
運営会社 株式会社G-vision
オープン日 2022 年2月11日
関連リンク かんぱい家(HP)
関連ページ かんぱい家
関連ページ らーめん食堂 まっしぐら
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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