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行徳に「Quokka」(クオッカ)開業。「クラフトビアマーケット」や「ギョバー」出身のオーナーが手がける、クラフトビールとカレーが楽しめるバル

12月25日、行徳に「Quokka」(クオッカ)がオープンした。オーナーはステディワークス(東京都千代田区、代表取締役:田中 徹氏)が展開するクラフトビール専門店「クラフトビアマーケット」や、株式会社u.t.y (代表取締役:松川忠広氏)の運営する「ギョバー 茅場町店」などを経て独立した金内友弥氏。昼はスパイスカリー専門店「クオッカ」、夜はクラフトビールを含む、さまざまな酒や料理が楽しめるバル「Quokka」の2業態で、地元で愛される店を目指す。


さまざまな業態を経験後、わが子誕生をきっかけに生まれ育った千葉で独立

住みやすさと東京へのアクセスの良さから、ひとり暮らしやファミリー層も多い千葉県市川市の行徳。駅周辺には個人経営の居酒屋が点在し、近隣の南行徳や妙典から足を運ぶ人も多いという。その行徳駅から徒歩3分の場所、昼はスパイスカリー専門店「クオッカ」、夜はバル「Quokka」(クオッカ)と二毛作で楽しませる店がオープンした。

オーナーの金内友弥氏は、建築関係の専門学校に通いながらも、学生時代の居酒屋アルバイト経験をきっかけに飲食の道へ。アルバイト先ではホールもキッチンも兼任していたが、料理を学びたいと入社したのが「クラフトビアマーケット」だった。
「その頃『クラフトビアマーケット』は4店舗展開していたのですが、どの店舗も内装の雰囲気や、出している料理が全然違う。そこに興味を持ったんです」と金内氏。

改めて居酒屋の魅力や、料理の楽しさに触れたことで、「もっと料理を学びたい」という思いが強くなり、2年半で退社。その後は「BISTRO BARNYARD ginza」(2020年閉店)や市ヶ谷の人気ビストロ「燕食堂」を経て、「ギョバー 茅場町店」でシェフを務めた。「『クラフトビアマーケット』代表の田中さんも『ギョバー』出身で、他にもギョバーが輩出した飲食店経営者には成功している人も多い。そのノウハウを学びたかった」。同店では大きな影響を受けたと話す金内氏。「メニューが料理人にほぼ任されていたり、お客さんとのコミュニケーションの取り方など、飲食店を経営する上で大切なことを多く学びました。中でも勉強になったのは、飲食店経営における数字管理です」と話す。

いずれは独立をと考えてはいたが、目安としていた28歳のタイミングで子供を授かったことが大きな転機となった。
開業する場所として選んだ行徳は、20代前半の頃に住んでいたことがあり、街の雰囲気を知っていた。「隣駅の妙典や南行徳から飲みに来る人も多く、飲み文化のある街で商機があると考えました」。それに加え、自身が生活するにあたり、子育てしやすい環境であることも大きいという。

行徳駅からほど近い立地に構える店舗。ビールを持ったクオッカのデザインが目を惹く

もともと一人で切り盛りすることを検討していたことから、L字カウンターを設置。奥にはテーブル席も用意した

店舗データ

店名 Quokka(クオッカ)
住所 千葉県市川市行徳駅1-17-7コスモビル102

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アクセス 行徳駅から徒歩3分
電話 なし
営業時間 11:30~14:00(LO)、17:00~23:00(LO)
定休日 不定休
坪数客数 11坪16席
客単価 4500~5500円
オープン日 2021年12月25日
関連リンク Quokka (Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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