メインもサブもキノコ尽くしのフードメニューと「国産」がテーマのドリンクメニュー
看板であるキノコ料理は、髙橋氏が群馬のある和食店で口にしたきのこのコース料理から着想を得て、メニューのアイデアや使う食材を提案。それらをもとに、来馬氏がかたちを作っていくスタイルだ。あまり市場に出ていないような希少なものだけでなく、すでにメジャーなきのこでも、良質なものを選んで提供。「普段見慣れたきのこでも、『こんなおいしい食べ方があるのか!』と、感動を与えたくて」と、髙橋氏は語る。
フードの看板は、素材の味わいをストレートに醸し出す「炭火焼」だ。髙橋氏が初めて口にして感銘を受けたという「群馬県産百日まいたけ 自家製ポン酢」(800円)をはじめ、「京都府産大黒本しめじ 広島レモン塩」(800円)、「千葉県産ジャンボマッシュルーム 和ヒージョ風」(900円)、「島根県産奥出雲椎茸 バター醤油」(800円)と、品種や風味のバリエーションを多彩に揃える。また、きのこを昆布出汁で湯がいた「キノコ刺身盛り合わせ」(600円)も人気の一品。「舞茸クリームポテトサラダ」(600円)、「京風たっぷりキノコあんかけ豆腐」(600円)、「大粒なめこと帆立のバター炒め」(900円)といった、きのこ尽くしの品揃えだ。ほかにも、きのこの出汁を含んだ漬けダレで下味をつけた「きのこ出汁香る 鶏の唐あげ」(800円)や、卵かけごはんの「TKG」(600円)にもきのこ風味の醤油を使うなど、定番つまみにきのこのテイストを加えた変わり種も用意している。
ドリンクは来馬氏の出身地である福井県産をはじめとして常時10~15種類ほど取りそろえた「日本酒」(半合600円、一合900円)が看板。また、焼酎をスパイスとともに漬け込み、カクテルなどによく使われるトマトジュース「クラマト」と合わせた「オリジナルスパイストマトハイ」(550円)、「京都宇治水出しほうじ茶ハイ」(500円)、「広島レモンサワー」(550円)、といった和の食材を割りものに使用したオリジナルチューハイ。しめじや舞茸を使って蒸留される佐多宗二商店の「AKAYANE クラフトジン GINHEART(仁ノ心) 秋」を使った「しめじ舞茸ジントニック」(650円)のような遊び心も忘れない。ほか、瓶チューハイの「宝CRAFTシリーズ」(各700円)は6種、「焼酎」(500円~)は芋、麦、米、黒糖、泡盛などが品書きに並ぶ。
店舗データ
店名 | きのことおさけ |
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住所 | 東京都杉並区高円寺南3-68-1 |
アクセス | JR中央線高円寺駅から徒歩3分 |
電話 | 03-6781-3934 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 火曜 |
坪数客数 | 約7坪 14席 |
客単価 | 3000~4000円 |
運営会社 | 株式会社萬感 |
オープン日 | 2021年10月27日 |
関連リンク | きのことおさけ(Instagram) |
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