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吉祥寺ハモニカ横丁「ニワトリ」2階で「雲ガクレ」が土日限定で営業中。酒類メーカーの営業マンが間借りでオープン、看板のない「ショップinショップ」のスタイルが話題沸騰

9月4日、吉祥寺に「雲ガクレ」がオープンした。ハモニカ横丁内の焼鳥居酒屋「ニワトリ」の2階部分にて、土日のみの間借りで営業。店の中に店がある「ショップinショップ」のスタイルを取る、蒸し料理を看板にした気軽な酒場だ。代表の大河内 翔氏は、平日は酒類メーカーの営業マンとして勤務。仕事で飲食店と関わる中で学んだことや生まれたつながりを生かし、仲間とともにスタートした。同店の営業を通じて、対飲食店の営業マンとしてのさらなるスキルアップを目的に、将来は本格的な飲食店展開も視野に入れる。


ビールメーカーの営業マンとして飲食店に関わる中で、店づくりの魅力に目覚める

中央線有数の飲み屋街、ハモニカ横丁。戦後の闇市をルーツに発達し、細い路地が入り組む中に数多くの酒場が連なるカオスなエリアだ。その中でも特に細い路地の先にある焼鳥居酒屋「ニワトリ」の、店内にある階段を上った先にて土日のみの間借りで営業しているのが「雲ガクレ」だ。営業日は週2日に限られ、知らなければ絶対にたどり着けないが、その秘密めいた店構えがかえって話題を呼んでいる。

代表の大河内 翔氏は大学卒業後、2011年、新卒で大手ビールメーカーに入社。飲食店向けの営業マンとして活躍していた。もともと酒や飲食店が好きでビールメーカーに入った大河内氏だったが、取引先の飲食企業が大型商業施設に出店する際、深く店づくりに携わった経験が、自らも店をやるきっかけになったという。「商業施設との交渉やコンセプト策定、メニュー提案など、イチから店づくりにかかわらせてもらいました。その時に店づくりの楽しさを体感。『いつか自分でも店をやりたい』と思うようになったんです」と大河内氏は話す。

ハモニカ横丁の「ニワトリ」の階段を上った先で営業。看板はなく、存在を知っている人だけが来店できる

店舗データ

店名 雲ガクレ
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ニワトリ2F

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アクセス 吉祥寺駅から徒歩3分
営業時間 土日のみ17:00〜23:00
定休日 月~金
坪数客数 約3.5坪7席(+テラス5席)
客単価 3500円
オープン日 2021年9月4日
関連リンク 雲ガクレ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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