人とつながるカウンターが店の主役。よりワインを深堀するためセラーも設置
元もつ焼き店だった10坪ほどの空間は、当初、入口の木の格子状の引き戸以外はスケルトンだった。風情ある引き戸の形状はそのまま生かし、それ以外は大本氏が思い描く空間をイチから設計した。「どんなに美味しい料理やワインを出しても、人のつながりがないと飲食店は楽しくない。コミュニケーションが生まれる大きなカウンターは外せなかった」と、木製カウンターを店の主役として配置。カウンターに合わせて壁や棚なども木目を基調としつつ、入って右側の壁は石塗りの壁に仕上げ、空間のアクセントにしている。
店内奥にはウォークインセラーを設置。同社では以前まで品川にワイン倉庫を借りていたが、店舗との距離があるため、その日に来るお客の好みに合わせてワインを用意するといったことが難しかったという。今回のセラーには近隣3店舗分のワインをストックすることで柔軟な対応を可能にし、より満足度を高めたい狙いだ。また、「多種類の銘柄を取り揃えて“ヨコ方向”に広げるよりも、セラーで寝かせることで同じ銘柄の経年変化を楽しむなど“タテ方向”に深堀したい思いがあったことも、セラーを設置した決め手です」と大本氏は話す。
店舗データ
店名 | neo(ネーオ) |
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住所 | 東京都渋谷区円山町15-6 |
アクセス | 神泉駅から徒歩1分、渋谷駅から徒歩7分 |
電話 | 090-6015-5960 |
営業時間 | 16:00~24:00(フードLO22:00) |
定休日 | 火曜、木曜 |
坪数客数 | 10坪22~30人 |
客単価 | 6000~7000円 |
運営会社 | 株式会社AURELIO |
オープン日 | 2021年8月15日 |
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