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日本酒の名店が集まる大塚に、大の日本酒ファンの若き店主が日本酒専門酒場「地酒や もっと」を5月17日オープン

モダンなファサードで、日本酒初心者の入りやすい気軽な雰囲気を創り出している
目を引く壁の日本酒チャート。専門店らしさと、だれにも判りやすい気遣いが嬉しい
人気の「地酒や もっとに酒の肴8種盛り合わせ」と「季節の炊き合わせ」 (500円)
左から、料理長の斉藤圭太郎さん、店主の水永英伸さん、スタッフの梶川大輔さん

日本酒好きが足繁く通い、名だたる日本酒の名店が数多くある“日本酒の聖地”として知られる大塚に期待の新店「地酒や もっと」が5月17日オープンした。店主の水永英伸氏は、和食・日本料理からイタリア料理まで修行をしてきた経験を持つ。 同氏は、20歳の頃から日本酒が好きだったという、生粋の日本酒ファンでもある。日本酒の基となる酒母“もと”とこれからの世代に日本酒を“もっと”飲んで欲しい、日常酒として“もっと”楽しんで欲しいとの思いからネーミングした店名「もっと」からも同氏の日本酒への深い想いが思われる。 大塚駅南口。ガラス張りのファサードに掛けられた、白く花垣と染め抜いた南部酒造の濃紺の大きな日除け幕が目印の「地酒や もっと」。元洋食屋だった面影を残すファサードはカジュアルな印象で、新しい時代の日本酒専門店らしさを醸し出す。ゆったりとしたテーブル席の店内で、なによりも目を引くのは、壁の大きな日本酒のチャート。取り扱う約50種類の銘柄が、チャートに沿ってポジショニングされている。横軸は「濃厚⇔すっきり」、縦軸は「米味⇔フルーティ」と日本酒の味、特性を示し、日本酒初心者にもわかりやすい。「チャートは日本酒のタイプをバランス良く揃えるのに役立つほかに、お客様自身が選ぶ指針にもなります」と水永氏は話す。揃える日本酒はスタッフ全員でテイスティングし、チャートに落とし込むという。 基本的には純米酒を中心に、本醸造、吟醸、大吟醸までを揃える日本酒のポーションは、多くの種類を味わって欲しいからと60mlのグラスを250円から。利き酒のようにあれこれと飲み比べし楽しめるのが嬉しい。ほかに90mlは380円、180mlは750円の均一価格。燗酒は90mlで430円、180mlは800円と、好みや状況でポーションが選べる。また、日本酒では珍しい持ち込み可能と、日本酒ファンには嬉しいシステムだ。750mlの四合瓶が1000円、1800mlの一升瓶は2000円となっている。 料理のおすすめは、「地酒や もっとの酒の肴8種盛り合わせ」(1500円)。少しずつ、季節の素材や洋のテイストなどを取り入れ、彩りよく盛り込んだ一品は、まさに日本酒を味わうための料理といえる。また、その日のおすすめの鮮魚で造る「刺身盛り合わせ」(1人前1000円から)も人気。ほかには、長野県や鎌倉から取り寄せる野菜の「農園野菜のバーニャカウダー」(900円)、「生もとのどぶの酒粕で炊いた国産豚角煮」(750円)、出身地の「熊本県産馬刺し盛り合わせ」(1200円)。和テイストから洋テイストまで、多くの料理を揃え、しっかり、ゆっくりと飲み食べが出来る店であることへこだわりを見せる。 「地酒や もっと」は古典酒場としても知られる老舗「酒蔵 きたやま」がある通りに店を構える。同店をオープンする直前まで、大塚の飲食店の立ち上げから携わった経験からも、大塚に魅せられたという水永氏。ターミナルエリアの池袋に隣接しながら、下町らしい庶民的な雰囲気が残る穏やかな街は、地域意識が高く、懐も深いという。そんな、大塚に胸を借り、一生の店、一生の場として地域に定着する店作りを目指す、若き店主の意込みが感じられる。 因みに日本酒には店主の隠し酒があるという。また、熊本県出身であることから、熊本県産の焼酎も置いている。

(取材=西山 登美子)

店舗データ

店名 地酒や もっと
住所 東京都豊島区南大塚2-44-2
アクセス JR大塚駅より徒歩3分
電話 03-3946-6008
営業時間 水木日 17:00〜24:00
木金祝前17:00〜26:00
定休日 月曜
坪数客数 21坪 38席
客単価 3000円
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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