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エー・ピーカンパニー出身、「ギョウザマニア」で大ヒットを飛ばした天野氏の待望の新業態「小籠包マニア」が神田にオープン

あえて「小籠包マニア」という店名は掲げない外観。扉もマジックミラーで外から中の様子が見えないつくりにして、入店したときのサプライズ感を演出する
店舗は2階建て。1階はカウンターをメインに8席、2階はテーブル22席を配置
名物のツーオーダーで作る小籠包は3種類を用意。写真は上海ガニとカニ味噌が詰まった「蟹肉」
一品料理は20品をラインアップ。写真は手前が「酔払い海老」、奥が「よだれ鶏」
オーナーの天野裕人氏。商品は頻繁にレシピを見直しブラッシュアップをかけるなど、現状に満足せず常に上をめざす姿勢を忘れない

10月1日、神田駅南口から徒歩1分、JRの高架下に「小籠包マニア」がオープンした。オーナーの天野裕人氏は、「塚田農場」などを展開するエー・ピーカンパニー出身。同社がまだの黎明期の2006年から勤務し、中国進出統括部長や執行役員などを経て退職、2017年4月、西荻窪に「ギョウザマニア」を開業し、独立を果たした人物だ。注文後に皮を伸ばして餡を包むツーオーダーのギョウザをウリにした「ギョウザマニア」は瞬く間に話題となり、2017年8月には品川、2018年5月には武蔵小杉にも出店。いずれの店舗も坪月商30万円超の繁盛店へと成長している。そんな「ギョウザマニア」で培ったノウハウを昇華させたのが、同じくツーオーダーで作る小籠包がウリの「小籠包マニア」だ。

「小籠包マニア」は、「ギョウザマニア」と同様、注文後に皮を伸ばして餡を包む小籠包がキラーコンテンツ。「念願だった小籠包業態の開業が実現できたのは、スタッフのスキルが熟練したから」と天野氏は話す。小籠包はギョウザよりも薄く皮を伸ばす必要があり、破れないように扱うにはコツがいるという。「ギョウザマニア」の創業から1年半、徐々にスタッフが皮の扱いに慣れてきたことから開業が実現。「時間をかけて習得した技術ありきの業態なので、他から真似されにくいのも強みですね」とも話す。

同店の小籠包は、天野氏が「日本最大級の薄さ!」と胸を張るほどの薄皮で、バリエーションは3種類。スタンダードな「原味(プレーン)」(4個450円、6個680円)に、「蟹肉(カニ)」(4個980円、6個1380円)、「松露(トリュフ)」(4個1080円、6個1550円)を用意する。極薄の皮の中には旨みの凝縮されたスープとともに、厳選された素材を使った餡が詰まった逸品だ。それ以外のフードは「酔払い海老」(一匹320円)、「よだれ鶏」(780円)など、全20品。品数は抑えつつも、一品一品に手間をかけたこだわりのメニューをそろえている。ドリンクは「生ビール」(520円)から、「紹興酒 三年」(グラス480円、デキャンタ2200円)などの中国酒、各種サワーやハイボール、焼酎、ワインなどを用意する。

店の外は、大きく店名は掲げず、入口の戸には中の様子がわからないマジックミラーを使用するなど、「入ったときのサプライズ感を演出したい」と、あえてクローズな作りにしている。「とはいえ、今後、半年ほどお客さまの反応を見て、厳しいようなら店名入りの看板を付けようと思いますが(笑)」と天野氏。店内のデザインは「ギョウザマニア」の世界観を踏襲。中国で買い付けた骨董品が随所に散りばめられ、モルタル調のシックな壁には、どこかゆるさのあるオシャレな画風で、中国の屋台がある風景が描かれている。中華らしさはありつつも、モダンでスタイリッシュな印象の空間だ。デザインを担当したのは、既存店舗と同じくエー・ピーカンパニー出身の野口直也氏。野口氏は天野氏とともに中国に視察に出向き、時間を共にすることでしっかりと価値観を共有し、デザインに反映している。

同店の売上目標は月商550万円。今後は2019年3月までに「小籠包マニア」をもう1店舗出店したい考えだ。さらに新しい業態のアイディアもすでにあるという。今後も多彩な活躍を見せてくれるはずだ。

(取材=大関 愛美)

店舗データ

店名 小籠包マニア
住所 東京都千代田区鍛冶町1-2-13
アクセス 神田駅南口から徒歩1分
電話 03-3525-8929
営業時間 17:00~23:30(フード・ドリンクL.O.23:00)
定休日 日曜
坪数客数 14坪30席
客単価 4000~4500円
オープン日 2018年10月1日
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