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ネオ大衆「まるこセンター」の名物はタコスとクラフトビール。店のメイン機能はコジマ笑店の自社セントラルキッチン

開放感満載のファサード。左サイドはテイクアウト用の窓口
熟成中の調味料などが置かれたシズル感ある店内。着席とスタンディングスタイルだ
冷蔵庫のドリンクと惣菜はセルフで選べる
テーブルに並ぶのは1杯提供の焼酎中
名物の沖縄タコスとクラフトビール。自家製サルサソースとレモン胡椒を添えて
左から小嶋崇嗣氏。センター長の榑林絵美氏

高円寺のJR高架線下、今も昭和の時代をそのままに残す商店街「高円寺ストリート」に、タコスとクラフトビールをコンセプトにしたネオ大衆酒場「まるこセンター」が6月7日オープンした。運営はネオ大衆酒場でマーケットをリードするコジマ笑店(東京都武蔵野市、代表取締役:小嶋崇嗣氏)だ。皮からサルサソースまで、全て自家製という沖縄タコスとクラフトビールを名物に、酒場惣菜と自慢のレモンサワーなどを揃える。冷蔵庫に入るドリンクと惣菜はセルフスタイルという、大衆酒場らしさを魅力にした同店。この店のメイン機能はなんと同社、コジマ笑店のセントラルキッチンである。キッチンで飲むといったリアル感を楽しむ酒場は、なんとも小嶋氏らしいユニークな発想だ。

高円寺駅から阿佐ヶ谷駅へと続く高円寺ストリートは、懐かしい面影のディープさが魅力。横丁のような雰囲気の通りは、日常に欠かせない地元の生活道路でもある。その通りのなか、全面を解放した空間で、キッチンの存在感が際立つ活気に溢れた店は、小嶋氏らしい独特な大衆酒場の形を見せる。マヨネーズやドレッシングなどの調味料までを、無添加で手作りするというこだわりを一貫してきた小嶋氏にとってキッチンは要であり店のステージでもある。しかし店鋪数も増えたことで、キッチンの効率化と共に、オリジナルテイストの付加価値化とクオリティ強化といった点から、セントラルキッチンの場を求めていたという。当初はキッチンだけの予定であったが、キッチンの設備を整え、センター長の榑林氏を中心に仕込みを行うことから、クラフトビールとタコスが名物の店鋪として稼働することを決めたのだ。ブッシュ柑の果汁100%のぽん酢、ドレッシング、マヨネーズ、レモン塩の調味料。煮付けタレ、タイのあらの出汁。そして惣菜のメンチカツなどをスタッフが毎日、無添加で手作りしている。店内には熟成中のぽん酢の瓶などが並び、雑然とした雰囲気がキッチン酒場のシズル感を高めている。

フードはセルフスタイルとオーダースタイルがある。オーダーでは名物「沖縄タコス」(1コ300円)がおすすめ。国産100%のスイートコーンをベースにしたもちも食感の皮に、自家製ミートソースが自慢だ。添えるサルサソースはトマトをカットすることから始まり、レモンをレモン胡椒に仕上げるように全てが手作りだ。「低温調理のロースビーフ」(500円)、既存店で人気の「まんまじいまのメンチ」(1コ400円)、「キーンと冷えたピーマン」(200円)。セルフスタイルは全品200円で「玉子焼き」、「ポテトサラダ」、「今日のおひたし」、「塩辛」など約20種類ほどの酒場定番惣菜のうち常時13〜14種類が冷蔵庫に並ぶ。ドリンクも冷蔵庫に入る「宝焼酎1合ボトル」(500円)、「ホッピー」(200/白黒)、「キリン瓶ビール」(500円)、「クラフトビンBeer」(700円)、一合ボトルの日本酒「七賢」(700円)、「ボトル炭酸」(150円)、「他ビン割もの」(200円)などアルコールや炭酸はセルフスタイル。スタッフに声をかけると氷を入れたグラスを渡してくれる。「タップ・マルシェ」のクラフトビールはオール450円。焼酎は一杯からもオーダー可能で、カウンター上に並ぶ「タカラリッチ」(中250円)、「レモン焼酎」(中250円)などをスタッフが対応する。名物タコスと「タップ・マルシェ」のクラフトビールはテイクアウトも出来る。

無添加と手作りにこだわった料理とレモンサワー。ライブ感に溢れる独創的な環境とスタイルでネオ大衆酒場をリードするコジマ笑店の小嶋氏。ユニークで斬新なスタイルや仕掛けで常に注目されるなか、次に控えている新店は、スタッフの地元である青森県八戸市で今秋にオープンするという。今後は郷里に戻るスタッフと共に、その地域を活性するような出店も視野に入れている。一方、都内では中央線沿線の都心寄りエリアでの出店を考えているという。次の新店はどんなネオ大衆酒場となるのか楽しみである。因みに「まるこセンター」は基本3年間の定借物件であるため、セントラルキッチンのその後はまだ未定だ。

(取材=にしやま とみ子)

店舗データ

店名 まるこセンター
住所 東京都杉並区高円寺南3-67-1
アクセス 中央線 高円寺駅から徒歩1分
電話 03-5356-4615
営業時間 ディナー 17:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日 不定休
坪数客数 8.5坪・8席、スタンディング6人
客単価 2000円
運営会社 株式会社コジマ笑店
オープン日 2017年6月7日
関連リンク 株式会社コジマ笑店(HP)
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