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原氏の率いる「臥薪」が湘南・藤沢以外で初出店 さらなる再開発が続く武蔵小杉の起爆剤となる

中原区役所側の通りだけでなく、反対側の通りにも入口があり、どちらからでも入店出来るようになっている
木の温もりを大切にした店内はテーブル席だけでなく、カウンター席と個室も用意している
「メノジ盛り」(四・五人前 2450円)などの刺身では、同店だからこそ仕入れられる鮮魚が味わえる
同社が培ってきた“地産地消”のスタンスだけでなく、鎌倉の野菜の魅力も詰まった「鎌倉野菜でサラダ750円」(700円)
かたむすびの代表取締役社長・原数馬氏(前列左から2番目)とスタッフのみなさん

近年、住みたい街として圧倒的な人気を誇る武蔵小杉駅。駅周辺には、高層マンションや商業施設などが続々と誕生し、特に2008年頃以降は人口流入が激しい。それに併せて駅の乗降者数も伸び続けており、JR南武線と横須賀線、湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線の5路線で約23万人に及ぶ。ただ武蔵小杉駅の再開発はまだまだ続く。これまで開発が行われていたのはJR横須賀線とJR南武線、東急東横線で囲まれたエリアだった。そこが一段落付いて、再開発の場所は駅の北口周辺に移る。今後、ますます注目が高まる同エリアに誕生したのが「臥薪」だ。5月30日のオープン以来、川崎市中原区役所前の立地ということもあり、数多くの地元住民が集う。

同店を運営するのは、かたむすび(神奈川県鎌倉市、代表取締役社長 原数馬氏)で、同社にとって5店舗の展開となる。同社は2013年10月8日にオープンした一号店の「臥薪 本店」から2017年4月3日に開店したばかりの「トラットリア ガタキージ」まで、湘南・藤沢エリアでドミナント展開を行ってきた。地産地消をテーマに掲げており、同社が展開する店でしか味わえない数々の提案が評判となって、多くのファンを持つ。「臥薪 武蔵小杉店」でも小田原港直送の魚介などを使いながら、「和食×ビストロ」をかけ合わせた提案を行っていく。“ムサコマダム”といった感度の高い層はもちろん、NECやキヤノン、富士通といった大手電機メーカーの開発拠点に勤めるビジネスの宴会ニーズなども狙う。

今回、同エリア以外での出店は初めてとなるが、代表の原氏はオープンの経緯についてこのように話す。「武蔵小杉への出店を決意したのは、湘南・藤沢エリア以外で、どこまで通用するか勝負がしたいと思ったからです。創業から4年が経って社員の数が増えて、ブランドも着実に育ってきたので、培ってきたノウハウを新しいステージで発揮したいと考えています。ただテーマとして掲げてきた地産地消を大切にする姿勢は変わりません。拠点としての湘南・藤沢エリア、そのエリアの魅力を発信する武蔵小杉といった具合に役割を分けて、店舗展開をしていきたいですね」。

同店のメニューの柱は「刺身」と「関東煮」だ。刺身は、小田原の早川港から直送した鮮魚を「リャン盛り」(二人前 1450円)や「ゲタ盛り」(三人前 1950円)、「メノジ盛り」(四・五人前 2450円)などで用意。また、「熟成魚」も提案しており、時期によって仕入れ先は変わるが、鹿児島県坊津産の魚介などで「刺身」(1800円)や「熟成塩焼き」(2000円)、「かま焼き」(2200円)といったメニューの提供を行う。一方、関東煮は「まるごとトマト」(480円)や「春菊とろろ」(200円)など、常時6種類から8種類をラインアップ。この他にも、湘南のブランド豚を使った「湘南みやじ豚」(1500円)や「鎌倉野菜でサラダ750円」(700円)といった、原氏が産地の方々を訪ねて、関係性を築いたからこそ提供できる料理も並ぶ。

ドリンクの中心は、「日本酒」と「焼酎」、「ワイン」だ。日本酒は、神奈川の地酒を中心に提供するだけでなく、特殊な冷蔵庫で保存したワンカップを客席の前で瞬間冷凍させるスタイルで提供。また、焼酎は前割りで提供しており「富乃宝山」(600円)や「知心剣」(600円)が揃う。-60℃まで急速冷凍させてシャーベット状にした金宮焼酎と一緒に味わう「氷結スタイル」の「レモンサワー」(550円)や「ライムサワー」(600円)なども人気を集めている。ソムリエが厳選した自然派ワインがメニューに加わっている点も見逃せない。

武蔵小杉駅を足掛かりにして、一気に都心に進出する方法もあるが、同氏はそのような展開を行わない。あくまでも神奈川県というベースを大切にした経営を続けていく。ただ今回の出店で、新しい局面に入ったのは事実だ。同氏も「武蔵小杉を起点にして、新しい社内文化も創造されていくでしょう」と言うと、次のように続ける。「たまプラーザ駅や新百合ヶ丘駅など、北神奈川一帯には、まだまだ魅力的なマーケットが残されています。武蔵小杉を拠点にしながら、そうしたエリアへの展開も検討中です。店舗を任せられる人材が次々と育ってきているので、彼らの活躍の場を増やすためにも、さらなる店舗の展開を目指していきます」。“飲食人を作る”という創業以来、大切にしてきたビジョンが結実し、「創業期」から「成長ステージ」を超えて、爆発的な成長期を迎えた同社。原氏の挑戦が都内の飲食人に刺激を与えながら、神奈川の飲食シーンを面白くしていく。

(取材=三輪 ダイスケ)

店舗データ

店名 臥薪 武蔵小杉店
住所 神奈川県川崎市中原区小杉町3-269-2
アクセス 東急東横線武蔵小杉駅から徒歩5分
JR武蔵小杉駅北口から徒歩5分
電話 044-712-4151
営業時間 17:00~翌2:00(L.O.1:30)
定休日 なし
坪数客数 30坪 48席
客単価 4000円
運営会社 株式会社かたむすび
オープン日 2017年5月30日
関連リンク かたむすび(HP)
関連ページ トラットリア ガタキージ(取材記事)

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