目指すはヨコではなく「タテ展開」。高齢化社会でつながりと生きがいの創出も目標
オープンから1か月弱、「改善点は無限にある」と小林氏は話すが、早速、リピーターも少しずつついてきたという。「至らない点も多いですが、とにかく帰るときには笑顔になってもらうことを目標に営業しています」と話す小林氏が大事にしているのは「ストーリーのある店づくり」。「当店では、ただ消費するのではなく、商品ひとつひとつが持つストーリーも含め味わってほしい。ここで過ごした時間が思い出になってくれたら嬉しいですね」。
今後については「ヨコではなく、タテに広げたい」と小林氏。「店舗を増やす“ヨコ展開”ではなく、酒づくりやつくった酒の外販など、店以外の手段で売上を作る”タテ展開“をしていきたい。まずは来年にはクラフトビールやクラフトジンの醸造、蒸留を自社で挑戦したい」と話す。長期的な目標は高齢化社会において、年をとっても人と人とのつながりや生きがいを創出できる飲食店の在り方を模索していきたいという。
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | 酒とおばんざい いそいそ |
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住所 | 東京都町田市原町田4-5-14 |
アクセス | JR横浜線町田駅から徒歩1分、小田急線町田駅から徒歩5分 |
営業時間 | 17:00~25:00(LO料理24:00、ドリンク24:30) |
定休日 | 水曜 |
坪数客数 | 15坪38席(テラス含む) |
客単価 | 4000~4500円 |
オープン日 | 2024年9月12日 |
関連リンク | 酒とおばんざい いそいそ(Instagram) |