広東料理をベースにした小皿つまみの数々。ドリンクは香りの良さを味わう台湾茶割りが自慢
フードは、井上氏がこれまで学んできた中国料理の知見を注ぎ込みつつ、正木氏が売れるポイントを散りばめた”美味くて巧い“品々が揃う。「広東料理を中心にやってきたので、素材を味わってもらうことを重視しています。中華というと『脂っこい』というイメージがありますが、立ち飲みなのでたくさんの種類を食べてほしい。食べ疲れない味付けや油の使い方を意識し、化学調味料も使っていません」と井上氏。
「名物 よだれ鶏」(690円)や、「熟成麻婆豆腐」(890円)といったベーシックな中華から、ピータンやザーサイ、パクチーを和えて中華風にアレンジした「白和え」(590円)、〆には中国の発酵調味料「ハムユイ」を使った「ハムユイ炒飯」(990円)、ちぢれた刀削麺がタレとよく絡む「汁なし担々刀削麺」(990円)まで。
ドリンクは、台湾茶ブランド「UMACHA」を使ったお茶割りが自慢だ。「白桃烏龍(ピーチウーロン)」「桂花蜜烏龍(キンモクセイウーロン)」など6種類で各590円。お茶の香りを生かすためクセのない味わいの甲類焼酎を割っている。「とても香りのいいお茶なので、酒でマスキングされないよう『鉄砲玉』と比べて少し酒を薄めにしています。立ち飲みなので濃い酒を期待しているお客様にガッカリされないか心配でしたが、そんなこともなく。しっかりとお茶の美味しさを感じてもらえているようで、好評です」と正木氏。その他、「ドラゴンハイボール」(650円)、「白酒ソーダ」(690円)など中国酒を使ったドリンクが人気だという。紹興酒(各種790円~)は常温・ロック・熱燗で飲み方が選べ、常温と熱燗の場合は日本酒のように徳利に入れて提供するのもユニークだ。
店舗データ
店名 | 立呑み中華 起率礼 |
---|---|
住所 | 東京都目黒区自由が丘2-14-2 |
アクセス | 自由が丘駅から徒歩4分 |
電話 | 03-4400-0235 |
営業時間 | 16:00〜23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 4.4坪16人 |
客単価 | 4200~4300円 |
運営会社 | 株式会社シゲキがほしい |
オープン日 | 2023年12月19日 |
関連リンク | 立呑み 鉄砲玉(記事) |
関連リンク | 立呑み中華 起率礼(Instagram) |